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「BWAHAHAHAHAHAHA!MWAHAHAHAHAHAHAHA!」


説明文編集

◆忍◆ ニンジャ名鑑#0100 【サツガイ】 ◆殺◆

ニンジャスレイヤー=マスラダ・カイの仇敵。無作為のニンジャに新たな力を与える超自然の存在。ブラスハートの肉体を奪い、存在格を落とす事で、具体的な人格を得、現世に存在できるようになったと思われる。その正体、目的の一切が不明である。


概要編集

ニンジャスレイヤー」第四部の登場キャラクターで、新たなるニンジャスレイヤーマスラダ・カイが幼馴染の仇として行方を追っている男。

神出鬼没であり、その痕跡はIRC-SNS程度では一切掴むことはできない。


その正体や目的は謎のベールに包まれているが、作中で窺い知れる数々の所業などから、ニンジャであることはほぼ確実視される。その力のほどから「神にも等しい」とまで言われることも。

だがわずかに示唆された情報から、その正体を原初のニンジャ「カツ・ワンソー」ではないかと推測する向きもある。


基本的には荒れ地より続く、連なった黒いトリイより出現し、無作為に選んだニンジャに対しジツを授けている。この出現には一定の法則があるらしく、ブラスハートはこの法則を解析し、二度目の接触に成功している。


外見編集

フードを目深に被っており、その奥の顔は闇に覆われ判然としない。

またその胸元には体ではなく「深淵」が存在するという。


ワザ・ジツ・カラテ編集

・ジツを授ける力

サツガイの代名詞たるワザ、というか能力。胸元の「深淵」に手を差し込み、出現地点にいたニンジャにランダムにジツを授ける。

この時、周辺にモータルを初めとする「存在格の劣る生物」がいれば、後述のハッポースリケンを用いて慈悲なく殲滅する。また、対象に選ばれたニンジャが別のニンジャに倒された場合、倒した方のニンジャが対象になる。

授けるジツはサツガイ自身にも制御できず完全ランダムであり、さらに付与先のニンジャに宿るソウルとも全く関係なく授けられる。中にはアーチ・ニンジャの用いた強力なジツもあるが、授けられたジツをニンジャがコントロールできるかはさらに別の問題。

これによってジツを授けられたニンジャソウルは歪みが生じるため、ナラク・ニンジャのソウル看破でもジツを見破れないが、歪みを認識することでサツガイと接触したニンジャの判別が可能。


また、ジツを授かったニンジャは同じくサツガイにジツを授かった「同類」を認識可能であり、これが「サンズ・オブ・ケオス」結成の遠因となっている。


・ニンジャソウルを憑依させる力

ゾーイを取り込んだことで使えるようになった新たな力。

読んで字のごとく他者にニンジャソウルを憑依させ、新たなニンジャを生み出す。この対象はモータルのみならずニンジャも対象であり、挙句ウキヨにすら憑依させることが可能。

こちらも憑依させるソウルは完全ランダムで選択は不可能。


・ハッポースリケン

サツガイが用いる特殊なスリケン。ジツを授ける際に周囲にいるモータルを抹殺するのに使用されることが多い。

戦闘においては直径1メートルに及ぶ巨大なものも使用している。

この中には特別製のものがあるらしく、これを使ったシンウインターがリアルニンジャ化している。


ニンポ編集

忍殺世界におけるニンポは、フィクションの忍者が用いる、空想の産物のニンジャ・マジック……だったはずだが、サツガイはどう考えてもニンポとしか思えない超常的な現象を扱いこなしている。


・サツガイハッポーブンシン

ハッポースリケンを媒介としたブンシン・ジツ。

本体とブンシンを入れ替えて攻撃を回避しつつ、共に攻撃を仕掛ける。


・カラテ大蛙

地の底より砂色のエネルギーで構成された巨大なカエルを召喚、数十枚のハッポースリケンを射出する。

曰く「黙示録の四ニンジャのごとき悪夢めいたジツ」。


・蜘蛛糸

左手を払い、蜘蛛の糸を伸ばす。


・黄金の葉

金色に輝く木の葉を展開する。マスラダをして「実際危険」と言わしめたが、全てスリケンで迎撃されたため威力のほどは不明。


行動歴編集

シーズン1を通してほぼ回想でしか出番がなかったが、「オラクル・オブ・マッポーカリプス」にてついにニンジャスレイヤーの前に出現。

周囲のモータルを皆殺しにしたのち、ニンジャスレイヤーを存在格によってはじき返すというとんでもない力を見せるが、ブラスハートが爆発四散する寸前に掲げたエメツ塊に干渉され一時乗っ取られてしまう。

それでもすぐさま意識を取り戻しニンジャスレイヤーとのイクサを繰り広げ、ナラクをして「今は勝てぬ」と言わしめたが、肉体側の不調によりカイシャクまでは至らず、撤退した。

これ以降明確な人格を得ている。


シーズン2では「ライフ・アフター・デス」において登場。

シンウインターと接触し、ゾーイの身柄と引き換えに特別製のハッポースリケンを譲渡。その後ゾーイを自らに吸収してしまう。

ここで本人が語ったところによれば、サツガイは「洞窟に映ったカツ・ワンソーの影」「神の破片、アヴァター、黄金の光が照らす影」とのこと。

その正体は、ワンソーの分身として生み出された「カツ・ワンソーの影」の一人。


同じく「影」であったゾーイを吸収し、己の力を高めたサツガイはベッピンの破片を用い、シトカにてヒャッキ・ヤギョを引き起こす。

ベッピン奪還のため現れたザイバツへの対処を他のニンジャに任せ、自身は市街地に降りようとしたが、その中途でニンジャスレイヤーの鍵縄に捕縛され、彼とのイクサに引きずり込まれた。


相変わらず神話めいた圧倒的な力でニンジャスレイヤーを追い詰めたが、己の過去を受け入れ、モータル達の怨嗟を引き出したことでより深い領域の力を引き出したニンジャスレイヤーはサツガイに食い下がる。

最終的には彼と接続したシルバーキーによってゾーイを奪還されてしまい、自身はニンジャスレイヤーの決断的なラッシュを浴びてついにブラスハートの肉体が崩壊。

続けざまのチョップを食らって両断され、残骸も焼き尽くされたことで敗北を喫した。


その後、ワンソーを大始祖と崇める「ダークカラテエンパイア」によって復活が試みられるが、ティアマトが「マガタマ」を用い、アケチ・ジョウゴを器として試みた場合ではニンジャスレイヤーの妨害で失敗。

シーズン4最終局面において、ブラックティアーズが所持していた「マガタマ」をアヴァリスが取り込んだことにより、サツガイの力は彼へと渡り、同時にアヴァリスを「影」として確立させることとなった。

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