サモイェード語派
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さもいぇーどごは
サモイェード語派とは、ロシア連邦北部に住むモンゴロイドの少数民族、サモイェード人が話す言語群のことである。
フィン・ウゴル語派とともにウラル語族に属する。分布域はカニン半島からタイミル半島、オビ川・エニセイ川流域のミヌシンスク盆地からサヤン山脈におよぶ。
最も多いネネツ語話者は3万人ほどいるが、その他の言語の話者は数十人から千人程度であり、存続が危ぶまれる。ほとんどがテュルク諸語、モンゴル諸語またはツングース諸語と同化したグループがいたため、残念ながら死語となってしまった言語も多い。
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