概要
漫画『ONEPIECE』麦わらの一味のサンジとその姉ヴィンスモーク・レイジュによる姉弟カップリングの略称。
レイジュの初登場時、その特徴的な眉毛から女なのにサンジと間違えられた。原作・アニメ共に絡みが多く、サンジ思いの姉として支持を集め、初の人気投票でベスト20を叩き出すほど人気が高かったため、レイジュの再登場でサンジとの新たな絡みが大いに期待されている。
幼少期には、レイジュは兄弟たちからいじめられていたサンジの唯一の味方であったが、サンジを庇って自分までいじめられることを恐れ、陰ながらサンジの傷の手当をしていた。最終的にサンジを牢屋から逃がし、別れ際には号泣しているので、一時ファンからはいい人だと思われたが、13年後に再会した際にはサンジを思うような素振りを見せながら、手錠をかけたり(後で偽物とわかるが)ミステリアスな雰囲気だった為、本当にいい人かはお茶会直前まで定かではなかった。
お茶会前夜にはシャーロット家を妖しく思い、一人嗅ぎまわっていたところをプリンに捕まり、記憶を編集(エディット)されてしまう。その後医務室でサンジにシャーロット家のヴィンスモーク家の暗殺計画を話され、彼を信じる。その時サンジ出生の秘密を彼に明かし、サンジを「誰よりも優しい」と言っている。ジェルマは過去の栄光に縋り付く破壊者であり、世界にいらない存在として家族共々シャーロット家の策略に乗って死のうとしたが、サンジだけは仲間と共に逃げて欲しいと手錠をすり替えていたことを明かした。サンジもレイジュにだけは恩を感じており、「なぜお前まで死ぬ」と言っている。レイジュがサンジ思いの優しい姉だったことが分かり、お互いを思い合う兄弟に当時ファンは涙した。
アニメでは、「可愛い弟」と言いサンジを心配したり、サンジの着替えを用意したり、タバコを奪い取ったり、サンジに母の影を重ねたりと萌えどころがかなり多い。お茶会脱出の際はサンジがベッジの体内に入るまで彼自身を最後まで守った。カカオ島脱出の時は幼少期にサンジを助けたことを思い出しつつ、「弟に手出しする奴らは私が許さない」とはっきり本心を口にし、サンジを守った。
その他、姉と言えど、普段女性全般にメロリンしているサンジが普通に会話をし、手を払ったりと冷たい態度を取った唯一の美女だったことが新鮮だと話題になった。
二次創作の傾向としては、男性向けは近親相姦、おねショタなど成人指定が多く、女性向けのノーマルでは、原作に沿った切ない関係の姉弟だったりホンワカだったり。弟が大好きなブラコンのレイジュがサンジを振り回すギャグ系も多い。また、サンジは料理が得意でオシャレなため女子力が高く、二人は百合ップルとして扱われることもある。一方で、男らしく成長したサンジがレイジュをモブから守ったり料理してあげたりとスパダリな傾向もあり、男女共に幅広い設定で楽しめるカップリングである。