ザクリ(ガンバの冒険)
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ざくり
ザクリとは、1975年に放送されたネズミが主人公のアニメ『ガンバの冒険』に登場する黒いキツネ。
CV:不明
ノロイ退治に向かうガンバたちが途中で立ち寄ったザクリ島にいた黒いキツネ。
ザクリ島に住んでいたリス達にとって脅威の存在。リスたちを冬の間の保存食(島リスのクリークの話によれば「冬がきて、食料が無くなった時にいつでも食える食料」だと言っている)としていたが、ガンバ達が正義感から戦ってしまったためにリスたちに対する報復を始める。
狡猾・残忍で、森の中の抜け道を知っていたり、コウモリが飛ぶのを見てその洞窟を察知するなど、島や森の地理に精通している。
また、クリークの妹のイエナが島から離れるのを拒否したセリフから読み取って、ザクリはもともとこの島にいたと言うよりはどこからか「漂着」してきて、棲み付いたものと思われる。
それは「白いイタチ」ノロイと「黒いキツネ」ザクリ、被害に遭っている「ネズミ」と「リス」。共にヨソ者がやってきて圧倒的な力で、もともと棲んでいた彼らの生活を脅かしている等の点で対比される部分が多く、ガンバの「あいつはこの島の“ノロイ”なんだ!」と言うセリフに集約される。
しかしノロイのようにネズミの言葉はしゃべらず、単独で行動し部下のキツネもいない。
ちなみに、キツネには「ハイイロキツネ」と言う亜種がいるが全身が黒い毛のキツネは、さすがにいないらしい。
上記の通りガンバの冒険シリーズの敵役である「白イタチのノロイ」と対照的な色合いの敵として「黒キツネのザクリ」として登場したザクリであったが、登場話数が僅か3話しか無い上に、その後に登場したノロイが余りにも衝撃的かつショッキングだった為に非常に影が薄く、更には後に公開された劇場版『ガンバとカワウソの冒険』で登場した悪役の野犬ブラックに完全に黒いカラーリングの敵というお株を奪われてしまっている。
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