曖昧さ回避
著名な格闘ゲームプレイヤーの一人。→ザクレイ(プレイヤー)
概要
ザクレイとはゲーム「殺戮の天使」に登場する、アイザック・フォスター(ザック)とレイチェル・ガードナー(レイ)のカップリングである。
「絶対に俺がお前を殺してやる―――神に誓って、な!」
B5でのある出来事がきっかけで、様子が一変してしまったレイチェル。
彼女は先ほどまで自分を殺そうと追いかけてきていた殺人鬼・ザックの元へ自ら出向き、突然、「私を殺して」 と彼に「お願い」する。
そのレイの発言を聞いた直後にザックは嘔吐し、「んな、気持ち悪ぃこと言ってるヒマがあるんだったら、ここ(エレベーター)をどうにかしろ!」と一蹴するが、レイがB5のエレベーターを開けたと知ると、ザックはレイにとある『約束』を持ちかける。
「一緒にここから出る手助けをしてくれよ。 そしたらお前を、殺してやるよ」
この『イカれた約束』をレイは了承し、二人は密閉されたビルから脱出するために協力することとなる。
B4では、ザックが墓石を片っ端から壊している時に「レイの名前が彫られた墓」を壊そうとすると、レイに壊さないよう頼まれたという理由で壊さなかったり、レイが危険な目にあっている時に壁を躊躇なくぶっ壊したりと、レイの言うことを聞いたり、レイが自分以外に殺されないよう行動している節がある。
また、レイも水温が異様に低いことを知って、扉の仕掛けのために水の中に入ってもらっていたザックのために水温をあげようとするなど、一応ザックのことを気遣っているように思える。
物語が進むにつれ彼らの関係はビルを脱出するための協力者から別のものに変わっていく。お互いの態度や思いやる言葉から徐々に固くなって行く絆が見てとれる。時にザックの無垢で真っすぐな心が、時にレイのザックに対する想いが二人の成長に繋がっていく姿をぜひプレイして見ていただきたい。
また「殺戮の天使公式ファンブック」の人物相関図では、レイはザックの事を
「乱暴、でも話を聞いてくれようとする。 殺されたい」
そして、ザックはレイの事を
「変な奴、笑った顔は悪くねえけど」
と言っている。
4章ラストはザクレイファン必見のものになっている。