pixiv内の他の人物・キャラクターについては、「赤崎遼」、「山崎退」、「山崎竜二」、「河原崎亙」、「山崎聡」などを参照。
※この記事はサンリオタイムネットのネタバレを含みます。
概要
タイムネットを破壊しようとしている謎の女。
キティちゃんのような帽子を被っている。
メイン画像で言えば背景のキャラ。
「時の柱」を破壊し、時代を「過去」と「未来」の2つに分けた。
終盤にて本人と戦うことになる。
この時、時の柱にモンスターを「161体」集めていなければ弾かれて戦う事すら出来ない。
この「161体」が当時の多くのプレイヤーの混乱を招いており、ゲームに登場するモンスターの総数も161体であり、「全ての種類のモンスターを集めないといけない」と勘違いする人が多かった。
実際は種類が被っていてもいいし、時の柱の完成度が100%になれば逃がしてもいい。
戦闘
使用モンスター
ザ・ブーン LV42
ノリノリダーゼ LV40
エスプンキング LV37
エスポットン LV38
コンピューた LV39
ポンピューた LV40
体力が少なくなると、交代したり回復アイテムを使ったりする。
特に、「コンピューた」と「ポンピューた」はここでしか手に入らないレアキャラ。
手に入れられなかった一方は通信交換でしか手に入らない。
敗北後、ザッキーは火星へ逃走。
主人公も後を追い、マーズタワーの頂上で再び対面。
こんなところまで アタシをおってきてどうするきだい
こなごなにして うちゅうのもくずにしてやるヨ
すると、ザッキーは変身し…
これでおわりだよ!
モンスターザッキー
モ・モ・モンスターザッキー!!!
ゲーム内では字数制限に引っかかってしまい、「モンスターザッキ」になってるが、「モンスターザッキー」が正しい名前。
なんとLV99。ちなみに直前のライバルのモンスターの平均レベルは42程度。HPも勿論膨大で、1000相当。
使用技の一つに「ふしぎなかがやき」という眠り効果のある技を使うが、どういう訳か「ラスボス戦では状態異常が無効」になるらしく無意味な技と化している。
数ターンごとに雑魚モンスターを召喚し、その間に回復してくる。
そのためロクにダメージを与えられなかったり、雑魚を手早く倒さないと地獄を見ることとなる。
モンスターザッキーを倒すと、突如苦しみだし姿が変わり…
いたい あたまが…いたい
あなたのせいね かくごなさい!
ホワイトサッキー
ほーっほっほ!!!!!
まさかの第2形態。勿論LV99。HPは1500にアップ。
おどろおどろしいモンスターザッキーとは打って変わり、メイン画像のように一見可愛らしい女の子の姿に。
使用技も変更されているため、先ほど使っていたモンスターでは弱点を点かれる可能性がある。
レーザー属性の技は第一形態と共通しているので、パワーマークを装備すると楽になる。
こちらも数ターンごとに雑魚モンスターを召喚し、その間に回復してくる。
結末
彼女の正体はOPに出た女の子。
主人公と同じ地球人で未来の存在。
実際、OPに出た女の子とホワイトサッキーのドット絵は一緒だったりする。
そもそもタイムネット自体、彼女の空想から生み出された物だった。
女の子が現実で辛い事がある度に、タイムネットにも乱れが生じて行き、やがて「未来が怖い、未来なんて来なければいい」とまで追いつめられた結果、ザッキーという人格が生まれてしまった。
主人公に救われたあとは「自分次第で未来は変えられる」と立ち直り、主人公と共に現実世界へ帰って行った。
余談
第1形態のデザインは一件サンリオキャラには見えないが、実は1993年に放送されていたサンリオの番組「大好き!ハローキティ」内のアニメ「ドンラゴン」の悪役、モンスターザッキーが元ネタとなっている。
主人公に助けを求める非力な存在が実は黒幕という展開は当時珍しかった。
漫画版では
漫画版の「冒険時空タイムネット」ではサンリオ関係のキャラが登場しない方針のため、オリジナルキャラクターの「黒マント」に変更されているが役割は大体同じ。
正体は「リナ」という名前の少女で、トールとエールと同じ世界に住む人間である。
以下のように過去もさらに掘り下げられている。
家庭では父から弟より劣っていると言い捨てられ、その弟には凡人だと見下される。
学校でも教師は存在感がないと吐き捨て、クラスメイトたちは役立たず、ネクラと蔑まれるという、空想の世界に逃げ込んでもおかしくない状況だった。
こちらでも、最終的にはトール達の説得で改心して元の姿に戻った。
現実世界に戻った後は無事に立ち直れたようで新しく友達も出来た様子。