概要
この項ではパンツァードラグーンに登場するものについて説明する。
パンツァードラグーンのシェルクーフ
旧世紀の力の前にさらされた僕はその力に恐怖した。
だけど本当の恐怖はその後にやってきたんだ…。
空飛ぶ船のように見えるが、旧世紀の遺跡の中でも特に重要な空の「塔」と呼ばれるものの一つである。
帝國軍によってメッカニア連邦との武力衝突と同時に追跡作戦が実施されたが、帝國艦隊はドラゴンとの交戦および、シェルクーフより放たれる雷撃兵器と純血種によって壊滅的な打撃を受けた。また、これ以上追跡すると禁断の地ゲオルギウスに侵入することなり、帰還はかなわぬものになるとの判断から追跡作戦は中止となった。
この事件での人類圏の被害は甚大であり人々には「白い恐怖」、帝國史では「シェルクーフ事件」と呼ばれることになる。
「パンツァードラグーン ツヴァイ」はこの旧世紀の「空の塔」が活動を開始したのと同時に、家畜クーリアの翼を持った変異体「ラギ」がドラゴンとして目覚めるところから物語が始まる。
しかし・・・
その正体は旧世紀の維持派と呼ばれる勢力によって造られた、環境への負荷となる存在人類を淘汰し、大気の浄化をおこなうシステムであった。
「パンツァードラグーン ツヴァイ」の結末において「ラギ」によって一時的に封印されたが、本質的な機能は完全に停止しておらず「アゼル パンツァードラグーンRPG」の時代において乗り手とドラゴンは封印地に再び訪れることになるのだが・・・