「シバ(Majid)」とはセガの格闘ゲーム『ファイターズメガミックス』の登場人物。
『ファイティングバイパーズ』『バーチャファイター』シリーズ等の作品を盛り込んだお祭り格闘ゲーム作品『ファイターズメガミックス』のプレイアブルキャラクターの一人。
隠しキャラクターであり、一定の条件を満たす事で使用可能になるボスキャラクター。
プロフィール![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
概要![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
アラブの石油王。
格闘大会に何度も予選落ちしてきたことを腹いせに、財力にものを言わせて自ら格闘大会(『ファイターズメガミックス』の舞台となる大会)を開催した。
格闘技のセンスは皆無であるが、特殊技で腰にかけた幅広の曲刀(サーベル)を使用する。このサーベル攻撃はガード不能かつ高威力なものの、耐久制かつ隙が大きいなどの問題点がある。平均的な攻撃力は使用可能キャラ全体で見ても低め。
剣を持っている時の攻撃力は高いが、強いかと言われると全然強くない。ちょっと間抜けな憎めないキャラクター。
その正体は……![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
『バーチャファイター』のロケーションテスト版『バーチャファイターズ』の主人公である。
当初はシバ(SHIBA)として登場し、サーベルを使用せず格闘技を使用するキャラクターであったが、不人気かつ使用者がいなかった (スタッフの間でも使用者が1人しかいなかった) 為に存在ごと没にされたという悲しい過去を持つ。
その後は、八極拳使いの「結城晶」が急遽製作され、現在に至るまで『バーチャファイター』シリーズの主人公を取って変わられる形になった。
一応、開発スタッフはいつか彼を再実装するつもりでいた為、バーチャファイター内部にこっそり彼のデータを残していたが……一度も実装されることが無かった。
この悲しいエピソードが、上記の「格闘大会に何度も予選落ちした」という『ファイターズメガミックス』での彼の背景へと繋がる。
セガの格闘ゲームを結集させたお祭り作品『ファイターズメガミックス』参戦にあたって、技モーションが作り直されており、お蔵入り品の流用ではなく、意欲的に再製作された過程が窺える。
また、隠しカラーには初代『バーチャファイターズ』時代の粗いポリゴンを再現したものがあり、しっかりネタ方面への配慮も行き届いているなど、端々でスタッフの愛を感じる。
再実装にあたって名前がシバ(SHIBA→SIBA)に変更されおり、職業も用心棒からアラブの石油王にランクアップするなど、見ていない間にとんでもなく大出世している。
……もう戦わずに事業だけしてろよ。
ちなみに、『バーチャファイター』シリーズ本作への参戦はいまだに叶っていない。