シャロヴィプテリクス
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しゃろゔぃぷてりくす
翼竜に近縁と考えられている爬虫類の一つ。
三畳紀初期に出現した爬虫類。
ロシアの古生物学者の「シャロフ」さんに献名し、「シャロフさんの翼」の意味のシャロヴィプテリクスと名付けられた。
20センチ程度の小型種だが、脚が頭胴長と同じくらい長く、腕と脚の間に膜が張っている。
樹上性の種であり、木から木へ移動する際には滑空していたと考えられている。
羽を持たないこの生物は、なんと皮膜の張られた長い脚を目一杯に開き滑空していた。
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なお、完全な温血性ではなかったものの、温血動物になりつつあったと考えられている。
不完全ではあるが、現在発見されている限り、最初期の温血動物といえる。
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