ディノケファロサウルス

でぃのけふぁろさうるす

タニストロフェウス科の爬虫類の一つ。

概要

三畳紀の中国に生息していた爬虫類。

学名は「恐ろしい頭のトカゲ」や「怖い顔のトカゲ」と訳される。

頚椎の数が増えていないタニストロフェウスと同じ科に分類されるが、こちらは頚椎がタニストロフェウスの倍以上の数がある。

このことから、タニストロフェウス科の祖先は首が短く、その共通の祖先から「魚を捕るため首を伸ばしていく」という方向に進化していった結果、近縁種間での収斂進化が発生したと考えられている。

頚椎が多い為に可動域は広く、魚を捕る際に役立ったと考えられる。

胎内から胎児が発見され、現在見つかっている限り初めて胎生を獲得した主竜形類である。

関連タグ

タニストロフェウス