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いいじゃない、七煌宝珠だって

レンはレンなんだから


概要

プロフィール

誕生日
年齢
身長168cm
血液型AE型
髪の色撫子色
目の色ラヴェンダー
核石の色ラヴェンダー。核石は右の首筋。
力の回復方法花で作ったお茶を飲む
属性生(ジン=アライヴ)
CV佐藤聡美(単行本付属ドラマCD)

500年前、アルクヴォーレに住んでいた頃のレンの友人であるエディルレイド。愛称は「シア」。

七煌宝樹という出自ゆえ、同族からも迫害されていたレンに優しくしてくれた人で、

その明るさと天真爛漫な性格でレンの心を癒していき、彼女にとって姉のような存在となる。

植物を育てるのが得意で、自宅には広い菜園や大きな温室があり、雪に閉ざされたアルクヴォーレでも様々な植物を育てているほか、謳う歌も草花の生長を促すものだが、シア自身「命は自然のままであるべき」と考えていた。

お菓子作りも得意だが、甘いもの嫌いなレンには残念ながら不評であった(レン曰く「ど甘くて不味かった」らしい)。


ある時人間の山賊達に襲われそうになったのを、キース=フェルゲン率いる「導教指団オルガシオン」に助けられる。彼らと村の住民たちとの交流が深まるにつれ、シアとキースも次第に惹かれあい、周囲の祝福を受けてめでたく結婚する。

その後シアはキースの手助けをするため、彼と共にエディルガーデンへと向かうことになり、

出発前にレンと「15歳になったら私に会いに来てね」と言う約束を交わす。

レンがエディルガーデンを目指すのは、シアとの約束を果たすためであった。

ちなみにレンの石隠しも兼ねているリボンはシアからのプレゼント。


エディルガーデンでキースと幸せに暮らしていると思われていたが………。


















ネタバレ








私のこの身体はあの人だけのもの…

それを…傷付けたわね!!


CIA

シスカ達の奮闘やブローカー・玉翠の助けを借りて、念願のエディルガーデンに辿り着いたレンとクー

内部を散策していると、あるフロアに設置されたキースの彫像を発見し、キースが既に亡くなっていることを知る。

ならばシアはどこへ? 周囲を見渡すレンは鉄格子と鎖で封鎖された通路を発見する。

その鎖にはシアの育てていた花が巻きついており、この先にいるのではとレンは鉄格子をくぐりぬけて通路を進む。

辿り着いた先には太い木の蔓と花に覆われた牢獄があり、シアはその牢獄の中にいた。

レンの呼びかけに答え、レンの名前を呼んだシア。二人はようやく再会の約束を果たす。

だがシアの様子がおかしい。彼女はキースが死亡していることを理解しておらず、一緒にキースを探してほしいとレンに懇願する。

よく見れば牢獄を覆う蔓は、シアの体から伸びていたものだった。


シアが幽閉されていた牢獄は「拘輝牢(クキロ)」と言う特別な牢獄で、エディルレイドを封印する術を発動する装置が設置されており、許可なく出ようとすればエディルレイドに刺激を与えるという仕組みになっている。

この措置の理由は、数百年前にシアが引き起こした惨事にあった。


キースと共にエディルガーデンに来たシアは、キースの望む理想のために彼の研究や実験に文字通り献身し続け、エディルガーデンの技術開発や国力増強に貢献する。

だが同時に「煌珠兵器CIA」と呼ばれ、恐れられるようになった。

兵器としての能力は二つあり、太い木の蔓を生やして攻撃や防御に使うことと、様々な命を取りこむ「吸収能力」。

人間やエディルレイドを取り込み、その命を使って傷ついた箇所を治すほか、

エディルレイドや擬煌珠の能力も自分のものとして使うことができるというものだった。


ある時シアはキースとの子供を妊娠しそれを伝えると、キースはとても喜んでくれた。

だがそれは「貴重な被検体が手に入った」というものでしかなかった。

その後、無理やり子供を取り上げようとしたのか、キースはメスを持ってシアに迫り、

シアは子供を守ろうと思わず抵抗してしまい、キースの命を奪ってしまった。

愛する人を手にかけたショックによりシアの精神は崩壊、兵器の力を暴走させてしまい惨事を引き起こしてしまう。

拘輝牢への幽閉はシアが再び惨事を引き起こさないためのもので、それから数百年、シアは牢獄に幽閉された状態にあった。なお、キースとの子供がどうなったかは不明。

この惨事は現在も伝わっているようで、エディルガーデンの住人達は牢獄から出てきたシアを見て非常に怯えている。


しかしレンとの再会を機に、幽閉されていたことで安定していた精神が不安定になり始め、

自分の邪魔をする者には容赦のない攻撃に出るなど制御不能へと陥り、ついにはレンのことも分からなくなってしまう。

もういないキースを求め無差別に周囲を攻撃し暴走するが、元々シアはごく一般的なエディルレイドであるために幾度となく行われた改造手術や投薬、取り込んだ生命エネルギーの影響で体は限界へ近づき、徐々に崩壊し始める。

尚もキースのために強くなろうとするシアを見て、思わずクーは「シアを傷つけるためにここへ連れてきたのか」と叫び、それを聞いたシアは子供ができた時のことを思い出し、涙を流す。

体が崩れはじめ「怖いよ」と泣くシアに告げられたレンの「キースはもういないの」という言葉。

それを嘘だと叫び否定するが、その直後に思い出したのは、自身がキースの命を奪ってしまった瞬間だった。

最後はクーとレンの謳を受けてようやく暴走を停止させ、花弁となって空へと舞い散っていった。

散り際にキースの彫像に口づけしており、どんなことをされてもキースへの愛を失うことはなかった。


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いつまでも共に歩んでいく。【EG】シアとレン【エレジェレ】


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