ジオエンジニアリング
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じおえんじにありんぐ
地球規模での環境影響力を有する技術を、気候変動問題の解決のために利用すること。
地球規模での環境影響力を有する技術を、気候変動問題の解決のために利用すること。「地球工学」「気候工学」と訳される。
例えば、地球温暖化を防ぐために
- エアロゾルを大気中に放出することにより、地球が受ける太陽光をコントロールして地球を冷やす
- 海中に鉄分を散布することによりプランクトン等の生育を促し、二酸化炭素の吸収を増大させようとする
…などの行為が「ジオエンジニアリング」に該当。
しかし、もし降雨や晴れをもたらすなどの気象操作をすれば、地球を取り巻いている上層大気にある水蒸気の大河を塞き止めたり、曲げてしまったりしてしまい、下流域の空に多大な異常気象をもたらす可能性がある(旱魃やゲリラ豪雨など)。これは「兵器として気象を利用できる」ということになり、アメリカ合衆国を含む多くの国家間で気象操作の禁止協定が結ばれている(国際的に禁止されている)。
また「テラフォーミング」という言葉があるが、それ自体が確立された技術でもなんでもないのでそう呼ぶことはふさわしくない。「テラフォーミング」は地球以外の惑星環境の改善を狙ったもの。
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