我が名は魔王ジャチ。さあ勇者よ。その力…我輩に見せてみよ。
概要
漫画「バーサス」に登場する魔勢界の天敵である大魔王軍の第11魔王。
一人称は我輩であり、かなりの巨漢。大魔王に実力を認められ、地方を統治する任を授かった魔王の1人。それだけあってその実力は当然凄まじく、勇者パーティの魔道士レギスが放った「最上級豪炎魔法・ヘルフレイム」というとてつもなく巨大な炎の球をその場から動かずに息を吹きかけただけでかき消しさらにほじった耳くそを適当に放っただけでレギスを殺害。さらに身体に身にまとった高濃度の魔力により近付いただけで同じく勇者パーティのライルとマズリナを血まみれにし一瞬にしてハロゥ以外の勇者パーティを全滅させた。
勇者ハロゥの猛攻にさえ僅かに腕にかすめたのみで全てを回避し、さらにその際にハロゥの勇気の剣を腕ごと奪い取り彼を隻腕にしている。
魔王に対して唯一効果を期待できる退魔の剣であるその勇気の剣の一撃も、ジャチには全く通用しないどころか折れてしまう程であった。
その後はハロゥを指先のエネルギー波で城の壁をぶち破って川へと突き落し、実質勇者パーティに完全勝利を果たしている。
この圧倒的強さが故に、世界が融合した際も「外の天気が少し変わった程度のことだ」と全く気にも留めていない。
ただ他の世界の天敵たちには興味を持っており、第11魔王軍幹部であるキヴァの身を案じて他の幹部3人を派遣するなど、意外にも部下想いな一面も見せている。
身に付けている装具は実は自分のエネルギーを喰わせるもので、力を制限しているもの。