概要
1951年に公開された短編「グーフィーのお父さん」で初登場、この作品で息子の成長記録が描かれている。
名前はあくまで暫定であり、グーフィージュニアという説もある(特に海外)。
マニアの間ではこの呼名よりも、初登場作品でグーフィーから「ジュニア」と呼ばれていたこともあり、そう呼称されることが多い。略してどちらの意味も内包するGJと呼称されることも。
ちなみにジョージという名前の由来は、初登場作品でグーフィーが演じていた役が会社員のジョージだったためである。
後に登場するマックスとは異なりグーフィーと人間の母親の間に生まれた子供としてよく描かれる。ただし作品によって微妙にビジュアルが変わるため、この子供役すらいくらか入れ替わっているのではという説も提唱されている。
マックスのかつての姿が彼、と言う解釈もあるが、そもそもモチーフが異なる(ジョージはそれこそ人間と犬のハーフのようなデザインをしている。髪も赤毛かブラウンで鼻も赤い)ので、この説はあまり重要視されていないことが多い。
年齢は幼児として描かれることが多く、まだ甘えたい盛りの年頃なことが多い。当時のグーフィーは世相風刺を反映する作風だったこともあり、子育てに追われながらも自分の時間を過ごそうとするパパのような描かれ方をすることも多かった。
グーフィーの短編作品後期までは登場していたが、グーフィーの短編映画シリーズが終わりを告げると同時に、このキャラクターも登場機会を失うようになる。
一応グッズ化こそされているが、現在はマックスがグーフィーの息子として定着していることもあり、このキャラクターが日の目を見る機会はほぼ失われた。
現在はグーフィーの妻が不明(短編作品の妻は相手役の女優という認識。妻がいる作品は概ねグーフィーとしてではなく一般男性として扱われているため)なこともあり、このキャラクターも居なかったことにされている。
マックスとの知名度・人気の差もあって、このキャラクターのファンアートはまず描かれることはない。