「あら、なんだか悪いことしちゃったかしら?」
概要
(演:笹野高史)
『スカッとジャパン』の短編スカッとに登場する名物キャラクター。迷惑行為に困っている人の前に現れて(大抵は主人公の「あの人が現れたのは」のモノローグと共に、迷惑な人を横向きのVサイン越しにロックオンする)、迷惑な行為を働く輩に皮肉や正論を交えた発言を浴びせたりする。
最初は迷惑な人の味方をふりをするが、その直後に迷惑は人に一言浴びせるという「上げて落とす」手法を取ることが多い。
また、突然矛先が自分に向けられた事に動揺する迷惑な人に対して「だって~」「だってアンタ~」と口火を切って説教が始まるくだりもお約束である。
彼女の発言を受けた迷惑な人は、周りに笑われるなどして屈辱を味わったり、ぐうの音が出なくなって渋々大人しくなるなどしている。中には彼女の発言に対して反省せず食い下がる者もいるが、この場合は自分の子供や恋人に批判されるという追撃をくらっている。
迷惑な人が成敗された後は、横向きのVサインで決めたあと「ごめんあそばせ」と言いながら何事もなかったかのように去っていく。
第84回の放送分(2017年3月13日)では、「しずえ」という名前が明らかになった。(ただし、外見は同じだけで設定が違うので、以前の作品に出ているスカッとばあちゃん全てがその名前なのかは不明)
短編スカッとは以前から「ショートスカッと(ちょっとスカッとする話)」や「神対応スカッと」があったが、前者はほとんどは津田寛治が悪役を演じることが多いためマンネリ化しやすく、後者は勧善懲悪要素が薄かったりする。それに比べて、この短編は両方の欠点を解消しており、「悪役のバリエーションが豊富」で尚且つ「登場する悪役は必ず最後は懲らしめられる」の要素がある。
余談
「スカッとばあちゃん」を演じている笹野高史氏は、このキャラを演じる以前に「スカッとジャパン」に出ているが、この時は迷惑オヤジという悪役ポジションだった。「スカッとばあちゃん」のオファーの際、断られるかもしれないというスタッフの不安とは裏腹に笹野氏は以前からおばあちゃん役をやりたかったらしく、「その役を待っていた」と快く承諾したらしい。
このシリーズには他のストーリーに出演した悪役が出てくることがあり、ショートスカッとシリーズの津田寛治、最強迷惑モンスターシリーズの夏川加奈子、ぶりっ子悪女・リコピンこと宮永理子を演じている須田亜香里とも共演している。
関連タグ
リキっとジャパン・・・スカッとジャパンに登場する名物キャラでクセが強烈な正義の味方ポジション繋がり
悪女エリカ・・・初めは悪役で登場するも実は正義の味方であったダークヒーロー(ヒロイン)繋がり