概要
島田氏自身の手による、第一作目のキャプションを引用する。
『1947年末、平和を謳歌するガリアで、ウィッチ関連施設の襲撃事件が多発した。
現場写真を見た、扶桑皇国欧州駐在武官、坂本美緒中佐は小さな驚きの声を上げる。そこに映っていたのは、かつてマロニー空軍大将の副官を務めていた男~主人に忠実なだけの軍人として、厳罰は免れたものの、追われるようにブリタニアを去った男だ。
そして、彼の背後に影のように佇む黒銀のウィッチ・・・
独自の調査を始めた坂本中佐は、本国より助手として土方圭助を呼び寄せる。捜査の途上で度々浮かび上がる、失踪した陸軍エース、諏訪真寿々の名。その背後には何があるのか・・・』