⇛消すと増えますも参照。
概要
ストライサンド効果(Streisand effect)は、ある公開された情報を秘匿・抹消しようとする行為が、却ってその情報を広い範囲に拡散させてしまう結果をもたらす現象であり、インターネットミームである。
この名称は20世紀から21世紀に活躍したアメリカ合衆国の歌手・女優でエンターテイメント界の大物、バーブラ・ストライサンドにちなんで命名された。2003年、バーブラは自分の邸宅・ストライサンド邸が写っていたネット上の画像の公開を差し止めようとして裁判を起こしたが、図らずも却って世間の関心を集める結果になってしまった。
心理学的には人間は何らかの情報が秘匿されていることに気付くと、その情報を入手して広めようとする意欲が大幅に高まると言われている。