ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

スピードグラフィック(Speed Graphic)はアメリカのグラフレックス社が1912年から製造していた大判カメラ。

概要

ロール状に巻かれたフィルムではなく、写真1枚につき1枚のフィルムを使う大判カメラである。

このタイプのカメラは撮影の手間が煩雑だったが、ピント合わせをレンジファインダー、構図は構図用のファインダーかワイヤー製のフレームで行うことができ、シャッターはレンズシャッターの他にフォーカルプレーンシャッターも備えるなど、欧州製の小型カメラと同様の装備を大判カメラにも装備することで熟練者であれば手持ち撮影も可能にした。(ただし、小型カメラに比べると手順が複雑で操作ミスによる失敗のリスクは高かった)

このため、一眼レフカメラが普及する1960~70年代まで報道カメラマンなどが使用していた。

1976年、グラフレックスはスピードグラフィックなどのパテントを日本の酒井特殊カメラ製作所に売却。1987年まで製造が続けられた。

関連項目

カメラ

コメント

コメントが未記入です

pixivに投稿されたイラスト

すべて見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ

スピードグラフィック
0
編集履歴
スピードグラフィック
0
編集履歴