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ピント

ぴんと

ここでは、フォード社の車種とアニメ『パラッパラッパー』のキャラクターについて扱う。
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曖昧さ回避編集

  1. カメラなどのレンズ焦点。→フォーカス
  2. 1から転じて物事の要点や主眼点。
  3. 米国のフォードが1970年代に製造・発売していた車種。しばしばフォード社の黒歴史扱いされる。本記事で解説。
  4. アニメ『パラッパラッパー』のキャラクター。本記事で解説。

フォード・ピント編集

FORD社史上最大の汚点(過去絵)

米国フォード社が1971年に発売した小型車(サブコンパクトカー)。


燃料タンクの配置に問題があり、追突事故で損傷すると炎上しやすかった。経営陣はそのリスクに気づいていたものの「再設計のコストが高くなるから」という理由で黙殺。


結果として上記の判断を行った内部報告書(通称ピント・メモ)が裁判で晒され、フォード社の企業姿勢は糾弾を受け、さらに日本の技術者倫理の教科書に掲載されたことから日本では「フォード社の黒歴史」扱いされることになった。


ただし、本車種は上記の欠陥を修正した後の1980年まで10年間にわたって販売され最終的に300万台を売り上げていることから失敗作とまでは言い難い。

また、事故が起きたのは1972年、報告書が書かれたのは1973年であり、フォード社に対する世論操作に使われたという見方が出てきている。


また、「科学技術者の倫理」の関連する項目では、ピントは燃料タンクに関する規制強化が進められている中ではあったものの当時のすべての連邦安全基準に適合していた事、内部文書ではなく「衝突による燃料漏れと火災にともなう死亡者」という研究として公表されたものである事、損害賠償費用ではなく高速道路交通安全管理局の計算した社会的コストである事、といった通説とは異なる事が書かれており、ピント・メモと呼ばれているものは設計と全く関係のない部署で書かれているうえにピント以外の車種が計算に含まれている事から単独車種に絞った内容ではなく、追突からの炎上ではなく横転からの炎上の計算となっている。更に「科学技術者の倫理」の内容を紹介した「はじめての工学倫理」では内容自体が行政に提出された書類であることが書かれていない、賠償費用だと原典で書かれていないことが継ぎ足されている、計算が間違っている、と教科書とするには問題だらけとなっている。

むしろこの件を教訓とするのであれば不正確な内容や間違った引用を教訓として教育に利用する事を問題とすべきだろう。


関連タグ編集

フォード 欠陥


ピント(パラッパラッパー)編集

パラッパ兄妹

アホ毛がトレードマークのパラッパ(画像右)。何かと頼りない兄の面倒をみようとするおませな女の子。


青色の謎のペットであるウーイーを連れている。


関連タグ編集

アホ毛 パラッパ  ウーイー

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