概要
インドネシア語での挨拶には selamat(スラマッ(ト))で始まるものが多い。selamat の意味は「平和な」。その語源はアラビア語のسلام salām (サラーム、意味は「平安」)である。後ろに pagi(パギ、意味は「朝」)をつけると、 Selamat pagi (スラマッパギ「平和な朝を→おはよう」)となる。同様に selamat を使った挨拶には以下のようなものがある。
- selamat + pagi (朝) → Selamat pagiスラマッパギ 「おはようございます」
- selamat + siang (昼) → Selamat siangスラマッスィアン 「こんにちは」
- selamat + sore (夕方) → Selamat soreスラマッソレ 「こんにちは(夕方)」
- selamat + malam (夜) → Selamat malamスラマッマラン 「こんばんは」
- selamat + datang (来る) → Selamat datangスラマッダタン 「ようこそ」
- selamat + tinggal (暮らす) → Selamat tinggalスラマッティンガル 「いってきます、さようなら(出かける人が留まる人に対して使う)」
- selamat + jalan (道) → Selamat jalanスラマッヂャラン 「いってらっしゃい、さようなら(留まる人が、出かける人に対して使う)」
- selamat + tidur (眠る) → Selamat tidurスラマッティドゥル 「おやすみ」
お互いに別れるとき「さようなら」と言いたければ、例えば "Sampai bertemu lagi" 「また(lagi)会う(bertemu)まで(sampai)」などと言えばよい。
※ニコニコ大百科より転載