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セシリア・シルビィ

せしりあしるびぃ

セシリア・シルビィとは『悪役令嬢、セシリア・シルビィは死にたくないので男装することにした。』の登場人物である(主役)。
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概要編集

本作品の主人公。神子候補の証である『アザレアの痣』の位置は左胸。

ゲームの悪役令嬢に転生してしまった日本女子高生で、前世の名前は『神崎ひよの』。


転生当初は、前世の記憶が混濁する程度でゲーム通りの我儘お嬢様だったが、5歳になった年のある日、この世界の正体そして自身の「17歳で死を迎える」デッドエンドしかない未来に気づき、「死」を免れるために様々な策を講じ、物語の舞台である学園に男装し架空の男爵子息・セシル・アドミナとして入学することを決意する。


ゲームの世界では、婚約者であるオスカーや義弟であるギルバートに疎まれ公式から『絶対にどのルートでも死にます』と明言されるほどの性悪女だったが、ひよのの生来の性格が宿っていることもあり、今世ではむしろ多大なる片想いを向けられるほどになっている(ただし、本人はそのことに全く気づいていないため、攻略対象の男性陣のほとんどをたぶらかす、もとい惚れられているというある意味悪女ムーヴが目立っているが)。


なお、当物語は、元々は乙女ゲーの世界であり、セシリア(神崎ひよの)もゲームとしてハマっていた以上は推しがいるわけだが。他の転生者にして、前世のヘビープレイヤーだったリーン(如月一華)や、グレース(弥谷皐月)は推しがすぐに判明した一方で、彼女の推しだけは物語中盤まで秘匿とされていた。


余談編集

前世ともども女性であり、男性の身体事情には疎い(というよりら知る由もない)こともあり、オスカーの生理現象に気づかなかったことも。


関連タグ編集

セシリア・シルビィは死にたくないので男装することにした。


セシリアの最推し(原作小説未読の方は自己責任で閲覧)編集




























彼女の最推しは、他ならぬギルことギルバート・シルビィその人である。

ゲームの世界での彼は、生家には疎まれ養子に出されたシルビィ家でも義姉であるセシリアに「一族の恥」として蔑まれたことで誰にも心を開かないレベルで闇を抱えた青年として描かれているそうなのだが。

そんな「誰も寄せ付けない感じで孤立して、部屋に閉じこもっていつも寂しそう」だった彼に対し、ひよのは強い庇護欲を駆り立てられたようで、自分がセシリアに転生したこの世界では誰よりも幸せになって欲しいと今でも思うほど、強い思い入れを抱いているらしい。


まぁ、主な感情が庇護欲なこともあり、恋愛感情は抱いておらず、名実共に弟になってしまった今では重度のブラコンという他ないほどになってはいるが。


ちなみに本編では触れられないが、この世界に登場する転生者はとことんまで役得なポジションに転生できており(リーン→プレイヤーキャラなこともあり一番立ち回りが自由で非攻略キャラにもアタックできる、グレース→最推しの声の持ち主のそばで研究に勤しめる)、ひよのについてもギルの不幸な生い立ちや処遇を単独でどうにかできる転生先は他ならぬセシリアであり、ひよのが残酷な運命を背負ってまでセシリアとして生を受けたのもこのためという見方もある。

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