ゼリ
ぜり
CV:神谷浩史
年齢17歳
身長182cm
ランシール王立士官学校G組の突撃兵科の学生。ランドグリーズ近郊出身。ダルクス人。
学業での成績と運動能力を買われ、ランシールからスカウトされる。今もなお迫害を受けているダルクス人の社会的地位を高めるために、その大志を胸にそのスカウトに応じて入学を目指す。その試験の時にアバンとコゼットと出会い、共に合格しG組に編入する。
その後、級友たちとともに反乱軍と戦い、アバンとはお互いを補完しあう戦友となり深い絆で結ばれる。
アバンとは対照的に、冷静沈着で論理的な思考・行動を重視する頭脳派。また、周囲にガリア人が多い環境で育ちその中で認められるために人一倍努力を重ねていたため、プライドは高い。その性格の違いからアバンとはよく意見が合わず衝突する。
しかし、一見冷たいイメージに見えるが、結構な負けず嫌いであり訓練や演習等ではよくアバンと競っている。また、ダルクス人差別を受けると冷静なイメージとは一変して感情を露わにして怒る一面もある。そのダルクス人差別をなくすために、軍に入り武功を挙げて名声を高めて英雄になることを目指す。ダルクス人差別のことでユリアナとも衝突する。
学問も非常に優秀であり、アバンに勉強を教えるほどである(本人は嫌々で)。
意外にもアバンにステーキをつまみ食いされてキレたり、学食のメニューにカツレツが無くなると涙目になって取り乱すなど、食べ物に関すると変わった一面が見られる。
また、ファッションセンスにもややズレがあり、コゼットによって枕カバーに蒲公英の刺繍をされた時、怒ると思いきや気に入った様子を浮かべている。
『戦場のヴァルキュリア3』の活躍
ガリア戦役では、疎開する時に盗みの疑いをかけられたところを「ネームレス」隊長のクルトに助けられる。そして、彼から自分を助けてくれたグスルグのことを聞かされて軍人に興味を示す。
その後、疎開の途中で立ち寄った村を帝国軍に襲われた際、「ネームレス」に救われる。そして、クルトと再会した時にグスルグと出会い、彼から「いつか自分を変えてくれる人と出会いかもしれない。それがダルクス人とは限らない」という言葉を受ける。