ソックパペット

そっくぱぺっと

「靴下人形」および「インターネットにおける自作自演」を指す語

本来は、靴下で作った腕人形、すなわち「靴下人形」を指す語である。しかし、人形が人形遣いと腹話術で会話するその姿から、多重アカウント（多重ハンドルネーム）による見せかけの会話（一人芝居）あるいは、なりすまし、あたかも自分が多数派であるかのように装う多数派偽装工作（サクラ）を行う場合の別ハンドルを指すインターネットスラングとして定着しており、インターネット上ではむしろこの意味で使用されることも多い。「自作自演」や「指人形」などと呼ばれている行為と同じである。例えば、インターネット百科事典「ウィキペディア」においては、「ソックパペット」と言った場合は、同一人物が複数のアカウントを作成して別人を装うという、「多重アカウントの不適切な使用」と呼ばれる行為を指し、このような行為はウィキペディアなどにおいては不正行為となり、投稿ブロックの対象となる。