プロフィール
人物
『ブラッククローバー』の登場人物。
クローバー王国の王族シルヴァ家の次男でノエルの兄でノゼルの弟。
王族なだけに実力は高く、魔法の操作性に優れていると評価されている。
王族としてのプライドが高いのか、プロフィールにもあるように嫌味ったらしい発言や不遜な態度が目立つ。魔法帝からも「もう少し協調性があればいいんだけど。」と指摘されてもいる。ロイヤルナイツ選抜試験でチームを組んだアレクドラに対しても、魔法騎士としては先輩であるにもかかわらず、ふてぶてしい態度で接していた。(ソリドは王族でアレクドラは貴族と家柄はソリドの方が上だが、年齢と等級はアレクドラの方が上である。)
特にノエルの事は、魔力のコントロールが不得手(後に克服する。)なのをネタに幼少の頃から執拗に蔑んではいびっている。
一方、兄であり、銀翼の大鷲団長のノゼルには頭が上がらないのか、基本的に従順である。
白夜の魔眼がクローバー王国に攻め込んで来た際、フエゴレオンが昏睡状態になる大怪我をした時も平気で貶してすらいたが、ノゼルから厳しく叱責されてしまった事もある。
ロイヤルナイツ選抜試験では1回戦からノエルのいるチームと対戦。
最初は自身のチームメイトと共闘していたが、ノエルがクリスタルの破壊に向かうや否や、作戦を無視して追いかけてしまう。そしてノエルと1対1の勝負になる。自分の方が強いと思い込んでいたが、黒の暴牛に入団し様々な死線やピンチを乗り越え成長したノエルの強さに怯えながら敗北した。
エルフ転生事件の時は傷が癒えていないのか、シルヴァ家のソリドの部屋でノエルに負けた事実について怒っている所に、エルフ族に意識を乗っ取られたレトゥアが強襲。
一緒にいた姉のネブラがあっさりとやられてしまい交戦するも、早々に追い込まれてしまう。とどめを刺されかけた時、ノエルとノゼルによって助けられる。
その目の前には、ずっと出来損ないと蔑んでいたノエルがノゼルと共に自分達を守ろうと戦い、強敵を倒していく姿だった。
これをきっかけにノエルの実力と成長を再確認した事で、紆余曲折を経て彼女を認めた。
この時、自分より確かに強いけど、いずれ超えていく。だから行って、必ず帰ってくるようにと叱咤激励し送り出した。
アスタ達がハート王国修行の間自身も修行しており、クローバー王国に差し向けられた魔神に強力な魔法で対抗するも、攻撃も辛うじて軌道を反らすので精一杯であり絶体絶命の危機に瀕する。その中でナハトとの修行を完成させたアスタによって助けられる。
アニメ版においては、原作に比べて登場する機会こそあれどもセリフがないパターンで終わるエピソードもそれなりにある。
魔法一覧
- 海蛇の巻縛
海蛇を模した長い水流によって相手の動きを拘束する。
- 聖水の凶弾
弾丸の形になるよう水を凝縮して敵に放つ。
- 斬禍の海蛇
海蛇を模した水流を自分の周りに走らせ相手を切り裂く。
- 大海蛇の激昂
巨大な海蛇を一直線にして放つ。威力もクローバー王国に差し向けられた魔神の攻撃を辛うじて反らすほど。