大地を守る花霊の一員であるソルシュは、災厄を鎮める勇者になることを願う。
信頼する人間との繋がりを築いた彼女は、自らの「謁賛主」と共に、穢れに満ちた大地を歩んでいく…
概要
CV:白砂沙帆
ソルシュは花霊と呼ばれる存在であり、旅人がスメールで出会ったNPCにして便利アイテムの一種である。
スメールの砂漠地域、甘露花海のエリアでは空に大きな穴が空いて不穏な空気が醸されていた。
冒険者協会から依頼を受けた旅人たちが調査に向かうと、そこには、傭兵たちを利用しながら問題を解決しようと目論む精霊「ソルシュ」がいたのである。
ソルシュは花霊の誕生にまつわる伝承へ強いこだわりを見せており、大穴の問題を解決するために自らの命を燃やすのも構わないとうそぶく。
体は小さいくせして態度はとても大きくて、語尾がカタカナになるような気の強い話し方をする。
つまりプライドは高くて、甘露花海を守る決意は本物だけども傍から見ると英雄願望があって鼻っ柱が強いだけの生意気な霊。
前述の性格から、ソルシュは伝承になぞらえて旅人を「謁賛主」と敬い、彼、彼女と共に汚染された大地の浄化へと挑んでいくことになる。
道中では飛行能力やマップ上のギミックを操作する力で旅人を支え、各地の花霊を目覚めさせると共に浄化を進めていく。
冒険の中で、仲間に諫められたり鼻っ柱がへし折られるような経験を積みながらもソルシュは次第に成長していく。
そして、旅人と共に空の大穴をふさぐため、空高くそびえる「万種母樹」の浄化へ挑むことになる。
人間関係
旅人:「謁賛主」と呼ぶご主人。どうやら、彼(彼女)の片割れも別の花霊と共に歩み、かつての甘露花海を救ったらしい。
パイモン:尊大なソルシュは旅人の相棒と張り合う場面が目立った。彼女はパイモンことを、白いフライム略して「白フラ」と呼んだ。
出番
世界任務
甘露花海エリアの世界任務「善悪のクヴァレナ」で登場。この任務をクリアしていく中で同エリアのマップが解放されていく。
ソルシュを操作する場面も多く、単なるギミック解除とは異なるミニゲームが複数用意されていた。
イベント
彼女を主役にした「憶昔巡歴の旅」というイベントが実施されていた。
これは砂漠のオアシス地域実装に合わせたもので、花霊の力を試す試練を乗り越えるという名目で種々のミニゲームが用意されていた。
またVer5.1後半に開催された大型テーマイベント「キャンディと薔薇の歌」にて「善悪のクヴァレア」にて同じく登場したラシュヌ・ミヒルと共にボイスが付いた。
アイテムとしてのソルシュ
便利アイテムとして使用することが可能。
エンドラーや式少将のように連れ回すことのできるオトモだが、ソルシュの場合は彼女だけを操作してある程度の距離(おおよそプレイヤーからゲーム内半径60m)まで飛行させることができる。
このため、ドローンやラジコンのようにソルシュを飛ばして未知のマップで偵察させることも可能となっている。
ただし、この機能は甘露花海のある蒼漠の囿土エリアでのみ使用可能。他の地域ではエンドラーや式少将と変わらない。
余談
ソルシュの歌
甘露花海の世界任務を一通りクリアするとこのBGMに変化する。世界を救い、真の意味で「勇者」となったソルシュを労う、優しいハミングが彩るメロディー。旋曜玉帛(パインアメ)・98で塵歌壺に設定できる。