概要
「タイ式昇龍拳」とも称される技。
『ストリートファイター(初代)』の物語最後にリュウから昇竜拳を受け敗北した(この時に胸が傷ついた)サガットが、「昇竜拳を破るには昇竜拳しかない」と考え編み出した技。『ストリートファイターⅡ』で登場時には習得している。
深く屈んで拳を構え、ほぼ真上に高く跳び上がりながらアッパーカットを決める。降下時に空中でバック転をするのが特徴。
サガットの長身から繰り出されるそれは凄まじい対空性能を誇るが、昇龍拳の特徴である「拳と膝を同時に当てる」形ではなく、あくまでアッパーカットの形となっている。
後に稼動した『ストリートファイターZERO』(時系列は『Ⅰ』と『Ⅱ』の間)では、プロトタイプと言うべき「タイガーブロウ」を使用する。
設定上は「リュウへの復讐心で編み出した技」でもあったが、『ZERO2』エンディングを経て「一格闘家としてリュウと昇龍拳を超える」べく新たにタイガーアッパーカットを編み出したとされる。