初代『餓狼』では前方へ飛んでいく突進技であったが、『2』からは上方向へ飛んでいく対空技になっている。
ただしその後も『KOF XIII』等で突進技の仕様になる場合もあり、『KOF2001』等では超必殺技「黄金のタイガーキック」がその再現として実装されていた(しかし『2002UM』では結局対空に…)。
本技は登場作品のほとんどで判定強・無敵時間長い、という高性能の対空技であるが、最大の弱点もある。『餓狼伝説2』『餓狼伝説3』と『KOF'94』『KOF'95』においてのコマンドが2369+キックで、ジョーの突進必殺技である「スラッシュキック」(コマンド41236+キック)とかち合いやすく(とくにガードした後で)、しかもコマンドの優先順位がタイガーキックよりもスラッシュキックが高いため、タイガーキックを出すはずがスラッシュキックが暴発という事態が多々起きた。このため、『リアルバウト餓狼伝説』以降の登場作では623(いわゆる昇龍拳コマンド)+キックとコマンドが変更されている。
初代餓狼で対決するホア・ジャイとはタイ渡航・ムエタイでの修行中に、ホアとの戦いでホアの必殺技・ドラゴンキックに対抗して自ら体得したのが本技である。