概要
薩南諸島の竹島(鹿児島県鹿児島郡三島村)の旧暦8月1日(8月31日)に執り行われる「朔踊り」または「豊祭(ホゼ)踊り」にやって来る異形の神で、村人達が奏でる鉦(しょう)や太古の音色に合わせて踊りに参加し、手にした柴で人々を叩いて厄を祓い、繁栄をもたらしてくれるとされる。
余談
名前の由来は顔(仮面)が円錐状に高く尖っていることに由来するといわれている。
なお、「朔踊り」または「豊祭(ホゼ)踊り」は唄が難しい為に担い手がおらず、彼らが活躍する伝統行事自体が廃れてしまい、現在は行われていないらしい。