あっぽっしゃ

あっぽっしゃ

あっぽっしゃ

概要

概要

福井県福井市の旧越廼村蒲生・茱崎地区で、小正月の2月6日夜に行われる伝統行事。もしくは海に住むと伝わる赤い鬼のような姿をした来訪神。

行事としては地区の青年たちが面を着けてこの鬼に扮し、秋田のなまはげや能登のあまめはぎと同様に、茶釜の蓋を叩き「アッポッシャー、アッポッシャー」と唱えながら、家々を巡っては行儀の悪い子供をたしなめて、餅をもらって帰って行く。

この行事と鬼の起源は、越廼の海岸に遭難した渡来人が食料をもらいに来た際の「あっぽ（餅）欲しや」が訛ったものであるといわれる。

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