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ダンナ(MAR)

だんな

漫画『MÄR』の登場人物。※本項には終盤の重要なネタバレを含むため、自己判断での閲覧を推奨する。
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概要編集

漫画『MÄR』に登場するレジスタンス組織『救世軍クロスガード』のリーダー。

元々はメルヘヴン世界とは別の世界の人間で、主人公・虎水ギンタの消息不明とされている父親でもある。

CV:関俊彦


クロスガードは武装集団『チェスの兵隊』に対抗すべく、メルヘヴン各地の兵が寄り集まった烏合の衆であったため、皆を束ね旗頭となれる存在を欲し、本編開始の6年前にディメンションÄRM・門番ピエロを用いたアランによって呼び込まれた。

メルヘヴン世界に招かれた当初記憶を失っており、以降はクロスガードの面々に『ダンナ』の愛称で呼ばれることになる。



人物編集

陽気で豪快、非常に前向きで意志が強く、レジスタンス組織のリーダーには打って付けの人物。

その一方、息子のギンタと同様に妖精や宇宙人など実在が不確かなものを信じ、童話やファンタジーに登場する異世界への憧れを抱いていた。


人柄に由来する不思議な求心力でクロスガードをまとめ、最前線に立ってチェスの兵隊と戦ったが、ウォーゲームファントムと対戦し相討ちになってしまう。

『ダンナ』の命と引き換えにクロスガードはチェスの兵隊を撃退するものの、無二のリーダーを失って求心力が薄れ、次第に組織は弱体化していく。











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※以下、単行本未読の方にはネタバレを含みます



真相編集

チェスの兵隊において長年得体の知れない存在であった『キング』の正体が、作中の終盤で判明する。

魔法の国カルデアの禁断の間にて封印されしオーブ、かつてその中に閉じ込められていた禍々しい思念こそが『キング』である。

『キング』はカルデア出身のファントムとディアナを操って封印を解き、本編より8年前に2人と共に国外へと脱出。


6年前の第一次メルヘヴン大戦時には、ウォーゲーム後に絶命しかけていた『ダンナ』に取り憑いて肉体を得る。

押し出される形となった『ダンナ』の意識は、当時ファントムのÄRMであったバッボに乗り移り、その後ギンタに連れられてカルデアを訪れるまでは、自分が誰かも分からずバッボの中で眠り続けた。


本編の決戦でギンタは、父の肉体で戦う『キング』を倒し消滅させる。

続いてバッボの7つ目のマジックストーンを使い、分たれた『ダンナ』の肉体と意識はようやく一つに戻される。

最終話ではバッボの最後のマジックストーンで逆門番ピエロを出現させ、虎水父子は無事に元の世界への帰還が叶う。



関連タグ編集

メルヘヴン

救世軍クロスガード 虎水ギンタ

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