概要
児童文庫・ポプラポケット文庫より刊行されているらくだい魔女の登場人物。
呼称
余談
彼が主人公の、原作14巻の最終ページにて
「勇者グラウディはだれもが知る英雄だ。
いつか自分も、だれからもたたえられるそんな勇者になりたいと思っていた。
でも、いまはたったひとりの大切な人をまもれる、そんな勇者になりたい」
と語っているのだが、彼にとってのたったひとりの大切な人とは、いったい誰の事なのだろうか…。
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カップリング
以下ネタバレ注意
とこしえの時、深遠の時、時のはざまに住む王よ、われは時の壁をさずけられし者。
いま、わが前に、刹那の時をあらわしたまえ────
経緯
原作3巻にて、幼いフウカは崖から落ち急死してしまう。
そこでチトセは時の神と、フウカの命を助ける代わりに時至りしときに
自身の全魔力を、時の神にささげる という契約をする。
斯くして無事一命をとりとめたフウカだが、時至りし現在 再び崖から落ちそうになる
が、今回はチトセがフウカの腕をつかむことが出来たため 事なきを得た。
そう思われたのだが、突如 例の時の神が現れ、チトセに
今フウカの手をはなせば契約を解消する と話を持ちかける。
しかし一蹴し、チトセは魔力が無いながらもフウカを守ろうとする。
そんなチトセを青の城を統べるものとして認めた時の神は、チトセに彼の全魔力を返すと同時に
時の壁の力をさずけるのだった。
時の壁
原作14巻にて
城の歴史の中でもつかえる者はかぞえるほどしかいない、時のはざまにあしき者を封じる、
完全無欠の封魔の術
と説明されている。
また、上記の台詞は時の壁を唱える際の呪文である。
なお 2015年3月現在 発売されている巻の中で、時の壁をさずかったことがはっきりと
明記されている者はチトセと、その祖父である勇者グラウディだけなのだが、
チトセの術はまだ未完成であり、一人では使う事が出来ない。
つまり二人でなら……。