説明
競走馬「トウカイテイオー」がレース前にしばしば見せたステップのことである。
斜めを向きながら、膝を高く上げ弾むように歩くのが特徴となっている。極めてバネの効いた柔軟な筋肉と、優れたリズム感覚がなければ行えないステップでありトウカイテイオーの資質の高さが窺える動作である。
トウカイテイオーの有名なエピソードとしてデビュー前の時期に脱柵し、発見された後自ら助走無しで1.5m以上の高さの柵を飛び越えて放牧地に戻ったというものがある。この軽快なステップはそういった強烈なバネが下地になっているのである。