概要
『俺、ツインテールになります。』の登場人物。
神堂慧理那の変身した姿で、新型テイルギアを着装する。
テイルレッドが小学生程度の少女に変身してしまうのに対し、彼女は長身巨乳のち……美女へと変身する。
身長も163cmになり、体重46kg、スリーサイズはB87/W57/H85となる。
テイルイエロー時のバストサイズはE。
戦士として
観束未春のアイデアで、雷の銃ヴォルテックスブラスターをはじめとする各種銃火器を装備した後方支援型の戦士となった……はずだったのだが、ヒーロー趣味が災いして前線に出たがるため、あまり有効に機能していない。また、お約束展開を強引に再現しようとして、微妙にタイミングを外してしまう事も多い。
しかも露出趣味とM属性まで一緒に目覚めてしまい、やたらとアーマーを脱いでしまうようになった。
必殺技は、後述する「ユナイトウェポン」から照射されたビームをまとって放つキック「ヴォルティックジャッジメント」要するにライダーキックである。
慧理那自身のキック技への愛着故に派生技が多く、作中では、回し蹴りの「ヴォルティックジャッジメント・クレセント」、強化後のアブソリュートチェインの必殺技の「コズミックジャッジメント」、きりもみキックの「コズミックジャッジメント・ミーティア」、ブラックとのツープラトンの「シンフォニックスマッシュ」、技を弾かれた後に更にエネルギーをチャージして放つ「コズミックダブルジャッジメント」を使用した。
全兵装の斉射に「完全脱衣形態」(フルブラストモード)などという字があてられてしまうあたり、テイルブルーとは別ベクトルでの残念さがうかがわれる。
なお、脱いだアーマーは銃火器に変形させるほか、巨砲「ユナイトウェポン」に合体させることも可能。もっとも、装甲排除により(能力強化的な意味で)基本スペックが変動する事は無い。
一度脱いだアーマーは強化変身後もそのまま残るという特性があり、最終決戦では、それを利用した戦術で首領直属部隊「終の零星」のゼウスギルディに勝利している。
さらに原作7巻では、「シャドウイエロー」そして「アブソリュートチェイン」と呼ばれる強化形態も登場。(弾数に制約こそついたものの)装甲も火力も凶悪クラスだが、装甲排除後のインナースーツの布面積も半端無く過少である。
作中での人気
ブルーほど不人気ではないが、小学校の授業で「防犯ブザーを使用すべき相手」と認識される程度には危険視されている。愛香とは別の意味で危険だからだろうか。そのせいか作中世界のマスコミも、イエローのハアハアしている姿をあんまり報道しない。
一方で、アブソリュートチェイン(装甲排除前)時の重厚感は世間一般の感覚で見ても圧倒的に格好よく見られており、イエロー自身の戦闘スタイルの考慮によって、アブソリュートチェイン習得後は世間からのイメージが大幅に良くなった。
「シャドウイエロー」
第7巻にて発動させた暴走形態。
普段の性格を反転させたようなサディスティックな言動と、高らかなお嬢さま笑いが特徴。