概要
昔に隆盛を極めた巨人族の生き残りの青年。こんな外見だが18歳という若さは衝撃ものである。シオンの章でのパーティメンバーの1人。
経緯
巨人族のルドラ「アビリジャ」が奉られたラゴウ石のある巨人の塔にて、同じ巨人のスルトと意見が合わなかったのか、スルトに監禁されていたが、塔の調査に来たシオン一行に助けられ、仲間となる。スルトは、シオンにとっては仲間の仇であり、共に同じ相手を探すという意味でも同行は必然的だった。そして、スルトを探す手がかりとしてラミレスをまず探すことになり、その傍ら、シオンが参加する武人の塔の大会にも出場することになる。
見た目や性格がかなり落ち着いているため、この年齢設定はかなり驚かされる。だが、もっと珍しいのは、実は彼が「巨人の魔術士」であることだろう。巨人族は武器を使って戦う文明が発展した反面、言霊はほとんど使われていない。そのため、魔術士そのものがほとんど居ないことが推測され、その意味で本当に珍しい境遇の人物と言える。また、旅の途中でスルトを倒すことになり、他の巨人たちは魔物化するか、あるいは人間のルドラ「ハウゼン」の重火器で徹底的に滅ぼされたので、魔物化していない最後の巨人族という意味では、さらに珍しい存在。もはや、絶滅危惧種の領域すら超えた、オンリーワンの天然記念物ものと言える。
また、魔術士である以前に巨人族なので、種族の特徴として非常に体格が良く、武器を使わせても強いため、前衛・後衛の両方で役立ってくれる存在。それだけに、プレイヤーの采配が問われることを意味している。
関連タグ
シオン(ルドラの秘宝) ラミレス(ルドラの秘宝) フォクシー・エレミア
ケイローン(Fate):「粗暴な種族の中で数少ない理知的な人物」という共通点がある。