曖昧さ回避
概要
CV:ゆきじ
本名はテンテン。
「サイダネ」と「天翼じょうろ」を使用して人の才能を開花させる「才」の天使の卵。
頭の「天」という文字は一人前の天使になっていない事を意味する。
実兄のティレンツは才能の天使長でもあり、何かとバカをやらかすテンテンにキツイお仕置きを与えている。このため、テンテンはティレンツを恐れて彼の前では真面目な態度を取る(ただし本人なりの真面目なので、第三者視点だと普通にボケているように見える事も珍しくない)。
彼が食べていた梅干しの種がサイダネと混ざってしまい、現世に生まれ落ちる前の桜ヒデユキに神が誤って渡してしまった事で、彼の本当の才能探しの為に現世へ落とされる。
一人称は「オイラ」。自由奔放で超がつくほどのワガママかつ意地汚いなど、天使にあるまじき性格をしている。しかし、何だかんだでヒデユキの事は一人の友人として大事に思っている様子。
そして天使でありながら地上の文化やサブカルチャーにやけに詳しい。
常日頃から素っ裸で行動しており、パンツ一枚すら履くのを嫌がる(天使がみな裸という訳ではなく、テンテンのみ食べて服が汚れてそれを洗うのが面倒だかららしい)。
そして前述の通り普段の素行も決して褒められたものではなく、下品かつ非常識な行動を起こしては騒ぎを起こす事も珍しくない。
何もしていない時でも「ブッ」とオナラをかますのは当たり前。なお、このオナラはその気になれば必殺技レベルの威力にもなり、さらに近くに火を置けば火炎放射も起こせる。
頭に一本だけ生えた毛を引っ張られてちぢれ毛になった為、鳥が嫌い(鳥肉を食べる事自体はできる)。
愛の天使のキューピと昔付き合っていたが、前述の鳥の仕業によって頭の毛を見た彼女に「不良」と認識されてしまい、破局している。
その後も何度かよりを戻そうとするものの、全て裏目に出て余計に嫌われている(ただし天使仲間としてなら普通に接してくれてはいる)。
悪魔のデモモとはキャラが被っているという理由からお互い敵視していたが、ストーリー中盤以降は普通に仲良くなっている。
コンビネーションも優れており、特に前述のオナラを二人同時にかまして発動する「テンデモファイヤー」はシリアスな場面での危機を脱した事すらある。
使用アイテム
天翼じょうろ
サイダネを育てる為に使われる、意思を持ったアイテム。
体内にはサイダネの成長を促進させる「天聖水」が自動的に生成されており、これを才能が成長し切っていない人間にかけると短時間のみ才能を開花させる事ができる。
才能の天使はこれを用いて人間に自身の才能に気付かせるのが主な役割。また、悪魔によって刈り取られた才能を修復する事も可能。
ちなみに、読み切り版では天聖水は自動生成されるものではなく、テンテンのおしっこだった。
サイダネ
人間がこの世に生まれ落ちる前、神様から授かる文字通りの「才能の種」。
本人の努力により育っていき、才能が完全に目覚めると「才能花」という花を咲かせる。
サイダネをヒデユキが口から飲み込み、テンテンが頭に天聖水をかける事で一時的に才能を手に入れる事ができるが、その才能が自身が授かるものではないものだと一定時間後に才能花が散って消滅してしまう。
なお、飲み込んでから天聖水をかけないまま放置していると、そのままウ○コと一緒に排出される。
サイダネ袋
見た目は片手で持てる程度に少しだけ大きな袋だが、中は見た目以上に広く、何百以上ものサイダネが大量に詰め込まれている。