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ドキ=バラガキ

どきばらがき

ドキ=バラガキとは、漫画「SHY-シャイ-」に登場する敵対勢力であるアマラリルクの一員である。
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プロフィール編集

年齢16歳
性別男性
誕生日2月2日
国籍アフガニスタン
身長168cm-15M(竜化)
体重65kg-9t(竜化)
好きなものぬいぐるみ、かわいいもの、りんご
CV土岐隼一

概要編集

ドキ=バラガキとは、漫画「SHY-シャイ-」の登場人物である。スティグマによる「心の解放」を望み、ヒーロー達と敵対する組織アマラリルクの一員である。通称は「怒れる竜」。


性格編集

ものすごく怒りっぽくて短絡的。口が悪く、よく仲間とケンカになることもある。(現に5巻では、クフフ=ケケラケラに対して配慮に欠けた発言をしてしまい、あわや仲間同士の戦闘に発展しそうになった。)


本質編集

だがその一方で、かわいいものに目がなく、自らもかわいいと言われると喜ぶ。

大人や世界の持つ「決めつけ」に対して深い苛立ちを覚えており、「男なのにかわいいものが好き」なことを拒んだり、「善」か「悪」かを決めつけたりする者には強い怒りをぶつける。

また、自らと同じような、住む場所のない子供たちに対して家族のように接するなど、心優しい一面も持つ。

このように、敵であるにはいささか憎めない一面も持ち合わせた人物である。


ミェンロンとの関係編集

そんな彼だが、かわいくありたいと願っている彼にとって、かわいい見た目をしていながら男らしくありたいと願っているミェンロンとは相成れない存在である。

だがミェンロンのかわいらしい所にドキは憧れており、またミェンロンもドキの自らを曲げない所をカッコいいと感じている。

相成れないように見えるが、こうありたい「心」と「見た目」が一致しない者同士、二人は互いの最大の理解者でもあるのである。

19巻


顔の左半分について編集

普段は髪に隠れて見えないが、顔の左半分に大きな痣がある。この見た目から生前も今もバケモノと呼ばれており、本人にとっても大きなコンプレックスとなっている。

かわいくありたいと望むのも、自分自身を醜いと思っていることの裏返しであり、自らを愛してくれなかった世界を強く憎んでいる。

このことから、後述の彼の「夢」が生まれたのだろう。


ドキの「夢」編集

ドキの夢は、「世界を『かわいい』から始めること」である。

彼が生まれて初めてみたものは、醜い彼を見て顔を歪める母親の顔だった。

ドキは自分の世界をまだ始まっていないと主張し、「かわいい」だけで満たされた国、「ぬいぐるみ王国」を作るためにアマラリルクに協力しているのだ。


過去編集

(この項目には単行本20巻までのネタバレが含まれています。OKな人はスクロール)




























彼が人間だった時、赤ん坊の頃に竜の見た目になる変異を持って生まれたために母親に捨てられる。

その後町の人々から恐れられながら一人で生きていた所、彼は一人の旅人と出会う。

彼女-ハルは、戦争絵本作家としてシャインの戦争を止めるという夢の手伝いをしており、彼に同じ「旅人」として一緒に旅をするように勧めた。

彼女と一緒に過ごすうちに、彼は愛されて抱きしめられるような未来を夢見るようになる。

戦争の終わりが間近に迫った時、彼はもっとハルと一緒に旅がしていたいと望む。

ハルは、この旅を絵本にして、彼をモデルにした竜の子の物語を描くと語る。

その時、テロリストによる銃弾が放たれ、二人は致命傷を負ってしまう。

ハルは、彼に絵本を託し、「ドキ」という名前を授ける。

その後彼の届けた絵本はシャインの元に届けられ、世界に伝わったのだった。


余談編集

・彼のアマラリルクになってからの姿は、ハルが絵本に描いた竜の子がモデルになっていると考えられる。

・彼の名前の由来は、二人での旅が、ドキドキの連続だったとハルが語ったことによる。


関連イラスト編集

ドキ・シュシュマルシュ


関連タグ編集

SHY-シャイ- アマラリルク 哀しき悪役

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