概要
ネジテンとは、漫画NARUTO及びアニメNARUTO疾風伝の登場人物である、日向ネジとテンテンのカップリングである。
2人は共にガイ班(第三班)に属しており、チームメイトとしての信頼は確かなものである。常に熱血暴走気味の師匠マイト・ガイとチームメイトロック・リーに対し、しばしば冷静かつ常識的なツッコミを入れている。2人が行動を共にする場面は原作、アニメ、ゲームを通して散見されるが、お互いに対する恋愛感情は描写されていない。
とはいえ、お互いへの強い信頼と気安さが窺える共闘シーンや軽妙な会話など、魅力的な要素に溢れるカップリングのひとつである。
※以下原作ネタバレ注意↓
原作第614話にて、ネジは敵の攻撃からナルトとヒナタを庇い、戦死した。
ネジの死を受けて、テンテンは「ネジよ!!なぜ私を一人にしたのォ!!」と、ツッコミを入れており、チームメイトの死に対する反応としてはあまりにギャグテイストが強く、死を悼んでいないようにも思われた。
しかし、アニメでは同シーンの直後にテンテンが「ネジ、絶対に許さないんだから」と涙ぐむ様子が追加されており、決して悲しんでいない訳ではなかったと補完された。
また、アニメオリジナル回「ROAD TO TENTEN」にて、無限月読に引きずりこまれたテンテンの前に戦死したはずのネジが現れている。
テンテンは自身がいるのが無限月読の世界と悟り、孤軍奮闘して抜け出そうと試みるが、幻術世界での里の危機に立ち向かううち本来の脱出という目的を見失いかけ、最終的にネジがテンテンの両肩に手をかけながら言ったセリフ「俺が生きているのも里が助かったのもお前のおかげだ」により完全に闇堕ちした。
最終話でのテンテンは、リーをはじめ同期及び一期下の殆どが家庭を持っているのに対し、一人閑古鳥の鳴く忍具屋を運営しており、特定の相手がいるかははっきりしていない。
こうした描写の積み重ねから、公式でのカップリング成立には至らなかったものの、ネジ死亡後の現在に至っても「もしネジが生きていればテンテンと結ばれていたのでは?」と一部では根強く支持されている。
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