CV:柚木涼香
概要
神祇官。イクス系アルタ人としては破格の待遇で扱われており、かなりのエリート。知的ではあるが人付き合いを好まず、誰とも距離を置いている。「神話時代 - 帝国時代のブラックボックス」を解く呪文を正確に発音できる人種がアルタ人とエネマ人に限られるため、一部の神祇官はアルタ人である必要があるらしいが、それ以上に能力的に優れるためか、高待遇を受けている。カシューとは同郷で、旧知の間柄(恋人関係?)。怜悧な判断力と業務遂行能力を持つが、やや高慢さが目立つ。幼少時のバーディーを知っているほか、同時期のメギウスとも面識がある。辺境観測船オプラ・ガルテに同乗し、地球に降下している。
神祇官の中でも「特殺官」と呼ばれる役職で、その場の判断で必要なら被疑者の殺害も認められるものであるらしく、また予め指定された対象者をその場で殺害する処刑人でもあるらしい。過去、政治的理由から当人には罪は無いが連邦にとって存在自体が不都合な無抵抗の人物を殺害したこともある(『迷宮の王』)。
針のような武器を取りだし投げつけたり刺したりして戦う。もっともゴメスによればその針は彼女の肉体から生成しているらしく、立て続けに生成すると肉体にもダメージが及ぶらしい。
無邪気さが抜けないバーディーに対しては屈折した感情を持っているらしく、原作でも『DECODE』でも「嫌いだ」と言いながら、バーディーの危機に際して助けを入れている。