概要
上位種なだけあり、普通のオークよりも優れた俊敏性と怪力を持ち、その膂力は重装の騎士を宙に舞わせてしまう程。
好戦性と好色さで知られるオークの中でも、彼女たちのそれらは輪をかけて強烈である。
また、弱者にはとことん強く出るが、強者には下手に出、自身を打ち負かした者に対して心の底から隷属してしまうオークの生態を、上位種であるハイオークも色濃く有する。
ハイオークはオークの群れの中でリーダーとしての役割を担う。オークの強者たるハイオークが率いる事で、一般のオークたちも気が大きくなり、大胆さと統制のとれた動きを発揮するようになる。
さらにハイオークが常に分泌・放出している独特な体臭がこの傾向を更に強める。体臭には催淫性も備わり、オークたちをさらにいきり立たせることになる。
催淫性はオークが浚う男性にも有効であり、ハイオークの体臭が充満した住処に連れ込まれれば、群れのオークともどもその効用の坩堝に填まり込み、抜け出す事などできなくなる。
ハイオークを頂くオークの群れの弱点は、その強気と攻勢が完全にリーダーに依存している点にある。ハイオークが敗れればそれだけで士気は完全に瓦解し、その場で立っていることすら出来なくなる。