ハヤアキツヒコ

はやあきつひこ

日本神話に登場する神々の一柱。

概要

日本神話に登場する神々の一柱。

神産みの際にイザナギとイザナミの間に産まれた三十五神の一柱で、妹であり、妻でもあるハヤアキツヒメと共に9番目に産まれた男女一対の水門や港、河口といった水を司る神。

その名は水の流れの速さを表しているとされ、古事記では二柱の総称として“水戸神(みなとのかみ)”と表記されている。

漢字表記は「速秋津比古神」、「速開津比売」で、『日本書紀』では異名として「速秋津日命」と表される。

また二神の間には三十五神にも数えられている四対八柱の水に関する神々が生まれているほか、火守神社の主祭神であるクシヤタマノカミは二神の孫であるといわれているという。

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