ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

概要

バナスパティ(Banaspati)とは、古くからインドネシアで目撃されている、炎に包まれる赤い肌に頭に角が生えている、まるで西洋の悪魔イスラム教イフリートのような姿の超自然的存在。


炎に包まれた髑髏のような姿の場合はケママン(Kemamangと呼ばれている。


森や野原に暗くなると現われると言われており、そのような時間に外を出歩いていると襲われてしまう。


出会ってしまった場合、周囲を燃やし尽くそうと炎を噴き出してくるので、すぐさまモスクに逃れなければならないと信じられている。


大気の力を持つ者はバナスパティジェニと呼ばれ、風を使って犠牲者の身体をくすぐってくるが、恐怖を感じるほど激しくなるために、意志を強く持たないとくすぐり殺されてしまう。


森に隠れている者はバナスパティクレイと呼ばれ、犠牲者の踵から血を吸って殺してしまうので、出会ってしまったら裸足になって大地の力と繋がることで防がなければならない。


なおヒンドゥー教で用いられる言語「サンスクリット」におけるヴァナスパティという語は「森の主」や「植物の王」という意味であり、元々は森などの自然の精霊や神という意味であった。


しかし、インドネシアに伝わった際に、この存在を指し示すのに用いられたものであると考えられる。


関連タグ

インドネシア

悪魔 人魂 火の玉 火の精霊 火属性


インドネシアの妖怪

関連記事

親記事

インドネシアの妖怪 いんどねしあのようかい

子記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 52

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました