概要
CV:高島雅羅
大魔界長。魔族の王でウルドの母(大天界長の神族ティールとの間の子)。ベルダンディーとスクルドにとっては義母にあたるが彼女達との仲も悪くはない。実娘に輪を掛けて享楽的な性格であるが、恐るべき魔力の持ち主。大量の封環を身に付けることでそれを抑制している。その力は50%程度(しかも1000分の1の力の分身状態での話)で本気のリンドと渡り合うほど。普段は妙に明るく飄々とした語り口調で女神達を煙に巻くが、魔界の「長」の名にふさわしく強烈な威圧感、冷酷さ、思慮深さも合わせ持っている。分身体は幼女姿で、本人も娘のウルドと同等かそれより若く見える程の容姿をしている。娘同様に褐色肌で銀髪。
「面白ければ何にでもちょっかいを出すが、つまらなければ歯牙にも掛けない」という徹底した享楽主義者である事から、神族とのシェア争いにかこつけて、傍迷惑なイタズラを仕掛け、事態が収拾不能になると「面倒臭いから」と称して逃げる、とんでもないトラブルメーカーである。
一方で険悪でもないが微妙に距離があるウルドとの関係を気にはしており、娘への愛情をベルダンディーに吐露したり、ウルドに「おかあさん」と呼んでほしいとお願いする(劇中では結局、はぐらかされている)という、母親としての心情ものぞかせた。