概要
モンスターファームシリーズに登場するカブトムシの姿をしたモンスター。初出はモンスターファーム2。
ワームが羽化する際に一定の条件を満たすと変態する隠しモンスターの一体。
カブトムシのような姿をしたモンスター。角は取り外し可能で、これを使った超必殺技「つの一文字」はなかなか強力。
純血種はライフ、ちから、丈夫さが伸びやすく、命中や回避、特にかしこさが伸びづらい典型的なパワータイプ。ピークの短い早熟タイプで、移動速度も遅いためやや育てにくいとされる部類である。
ただし、ワームからの羽化で変態した場合、その仕様上成長適性や寿命など多くの要素が羽化前のワームから変化しない。
ワームは元々の技性能が高い部類の種族であることもあり、残念ながら種族解放後は羽化させるよりも円盤石から直接ビークロン種を再生した方がより強く育てやすいだろう。
レアモンは野菜(ナス)や戦車、クワガタがモチーフとなっている。
ちなみに現在ワームとビークロンでサブが同じモンスターは純血種含め5体いる。
ワームとビークロンの能力比較
()内はプールバグ時の適性をあらわす(移植版を除く)。
ワーム | ビークロン | |
---|---|---|
成長適性 | 晩成 | 早熟 |
移動速度 | D | E |
寿命 | 300週 | 300週 |
G回復 | 15 | 13 |
ライフ | 180A(D) | 120B(B) |
ちから | 100C | 150B |
かしこさ | 110C | 50E |
命中 | 120C | 70D |
回避 | 60E | 90D |
丈夫さ | 90D(A) | 140B(B) |
合計値 | 660 | 620 |
善悪 | 20 | 30 |
状態変化 | 底力 | 底力、元気、我慢 |
能力上昇値については全能力(移動速度、G回復含む)がバラバラ。寿命だけは一致している。
能力合計ではワームに劣る。プールバグのおかげで適性も実質ワームの方が上(ただし移植版ではプールバグは修正されている)。
おまけにワームより育てにくいとされる早熟なのでワームより育たない可能性は高い。
ワームのほうが賢さが高い、がそもそもビークロンになるとかしこさ技は大して使わない。
状態変化はビークロンの方が多いが、基本的に活用することはそう多くないだろう。
※底力:ピンチ時に発動。発動すると与えるダメージが2倍になる
※元気:先制攻撃が当たった場合のみ発動。発動中移動速度が最速になる(A)
※我慢:3回連続で攻撃を受けた場合に発動。発動するとG回復が早くなり受けるダメージも2/3になるが、発動中は攻撃力が落ちてしまう(与えるダメージが0.5倍になる)
派生種
()は掛け合わせるモンスター。
- ベテルギウス(ドラゴン)
- メルカーバ(ヘンガー)
- ロックロン(ゴーレム)
- センチュリオン(デュラハン)
- テナガハウンド(ライガー)
- コートロアコート(バジャール)
- ジャガーノート(ジョーカー)
- ダックロン(ダックン)
- ナースボーン(レアモン)
技考察
命中率は高いものが多いが全体的に見れば平均相応。低いものも多いが極端に低いものは少ない。
GDはいまひとつ。B以上の技が全21の技のうち4種類しかない上、ひとつは超必殺、ふたつは固有技なので実用的なのはつのドリルひとつだけ。同名の一撃必殺技とは何の関係もない…はず。G回復的にそれほど必要ないが。
クリティカル率は低い。固有技を除くとクリティカルB以上の技はビーラッシュ(A)だけ。
対戦で使うには(移動速度の関係もあるので)少し難があるかも。
技個数は多いので派生種と覚える技次第では差別化も十分可能。