概要
「ピニャータ」の語源はイタリア語の「ピニャッタ(pignatta)」と言われている。ピニャッタとは「土鍋」のことであり、主人が使用人に、日ごろの感謝をこめて土鍋に果物などを詰めてプレゼントしていた習慣が元になったと言われる。
現代のピニャータは、割れやすいように紙などで作られ、色とりどりの装飾が施されている。形状は7つの突起を持った星型のほか、動物型など、さまざまなものがある。
ピニャータ割り
ピニャータにひもを付け、ひもの端を男性が持ち、木など高いところから吊り下げて上下させ、それを目隠しをした子供が棒でたたいて割るのがお祭りのクライマックスになる。 ピニャータを割れば中に詰めておいたキャンディなどが散らばるので、それを子供たちが拾う。
目隠しをしたプレイヤーが周囲の声を参考に棒で叩き割るというルールは、日本のスイカ割りに近いものがある。