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曖昧さ回避

女性お笑いコンビ名は → ピンクの電話


概要編集

電電公社が設置、維持管理を行う公衆電話(青、黄色、緑、灰色)とは別に、公共施設、商店や飲食店、宿泊施設などの一般のサービス施設が電電公社に依頼して設置する公衆電話。

正式には「特殊簡易委託公衆電話」(Wikipediaへ)。

黒電話とおなじレトロアイテム。赤電話の後継である。

電電公社が民営化されてNTTとなった後でもサービスは継続されている。


仕組み編集

回線は電電公社が公衆電話用に敷設している回線ではなく、ピンク電話を設置した施設の加入者回線を使用する。

つまり、「136」やナンバーディスプレイ等の発信者の電話番号を調べるサービスを使えば、ピンク電話を設置した加入者の電話番号が知らされる事になる。

また、ピンク電話を設置した加入者が1回線しか契約していない状態で、ピンク電話と個人用(或いは業務用)の電話を「親子電話」で接続している場合は、ピンク電話を使用されているともう片方の電話は使えなくなる。逆もまた然りである。

このため「電話回線と電話機を公衆電話として専用に整備した」ものではなく、厳密には公衆電話に当たらないという意見もある。


使い方編集

利用者は、通常の公衆電話と殆ど変わらない感覚で使用することができるが、極僅かな機種を除いてテレホンカードは使用できない。

プッシュホン式や100円硬貨が使えるものもあるが、設置されているピンク電話の大多数がダイヤル式で10円硬貨しか使えない場合が殆どである。

また、緊急通報装置(110番、119番への無料通話)がない機種が多くを占めている。

これは、ピンク電話は加入者(設置を依頼した者)が管理できる環境での使用を前提としているためで、緊急通報はピンク電話を管理している者に依頼して、硬貨収納を停止するよう操作してもらう必要がある。


ピンク電話は、通常の加入者電話、公衆電話(緑、灰色)、携帯電話よりも掛けることが出来る番号やサービスがやや狭いことがあるため、特殊なサービスを使用する場合は注意を要する。


リースや新品として販売されているピンク電話(近年は白い筐体である)は年々進化しているものの、新規設置や既存の電話機の更新が全く進んでおらず、依然としてダイヤル式で10円硬貨のみ使える旧態依然とした機種(675-A2、675S-A2)が大多数を占める。

これは、電話機の管理(NTTから電話機を購入した場合は所有権)は加入者(設置者)による為で、更新は加入者(設置者)負担であることからNTTが関知しうるものでは無いためである。


ピンク電話を家で使うには編集

ピンク電話は、アナログ電話回線が敷かれている一般家庭でも使用することが可能である。

先ず、作動するピンク電話を入手することが先決だが、入手後はNTTに「電話機に通話料に応じて硬貨を回収する信号を送るように設定してほしい」旨を伝えれば、自宅でも公衆電話として使用できる。

尤も、KSキーなる切替鍵を使えば普通の電話として使えるんだけど…


ただし、IP電話では「硬貨を回収する信号」が送られないため、10円玉を使った通話は出来ない。

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