概要
ナムコ及びハドソンから発売されたRPGである貝獣物語、大貝獣物語1&2に登場。
貝獣物語では1000年の封印を解き、世界中を荒らしまわって闇に包もうとしており、自身を倒そうと立ち上がった三人の貝獣を離れ離れにした。
世界征服の障害となる4人の勇者を全員倒すため、火の貝の勇者をこの世界に引き込んだ張本人。
この世界の住民達の悪の心から生まれた存在であり、悪人がいる限り自身は無敵なので、本当に平和を願う愛の心を結集させなければ倒せない。
まずラストドラゴンを召喚するので、これを倒すと正体を現し直接対決となる。
倒すとオーラの玉に封印されるのだが、100年後を舞台とした続編の大貝獣物語では最後の力を振り絞って玉にかすかな亀裂を入れており、そこから宇宙に向かって波動を送り続けて、宇宙の侵略者であるギャブ・ファーを新たな下僕にする為、シェルドラドに呼び寄せる。
これがきっかけで再び火の貝の勇者が呼び出され、再び彼等による冒険の旅が始まる。
また、仲間キャラの一人であるポットはファットバジャーを召喚獣にしようと考えている。
世界の中心部にあるドラドシティーを占領しており、愛の剣を手に入れて玉座に行くと結界が破られ、ギャブ・ファーの力によって以前より強くなった状態で復活を遂げる。HPは両形態とも1000で、弱点は光。一度倒しても第二形態となり、より強力な魔法を使うほか、直接攻撃を喰らう都度ホスピで体力を回復する。
倒すとギャブ・ファーの宇宙船に回収され、ラストダンジョンでグジューによって改造された姿で再び襲いかかる。
HPは5000、弱点は雷、菌、光。何より1ターン溜めた後に放たれる暗黒砲が作中最強のダメージを誇り、直後に戦うグジューやラスボスのギャブ・ファーより強いと評判。
キラーの「かえしぎり」やアイテムの「みかえりかめん」で反射できるのだが、先手を取れなければ意味が無い。
倒した後グジューは「まだ早すぎたか」と漏らすが、この強さで未完成となると完全に改造されていたらと思うと恐ろしい。
続編の2ではストーリーに絡まない隠しボスとして登場。世界が闇に包まれた後、クルルの町の東にある時を刻む遺跡にて12時台に12時から反時計回りに3時まで踏み、そこから時計周りに8時まで踏み、最後に9時の石版を上から踏むと、彼が封印された次元のツボのある洞窟に入れる。
ツボの隣の石碑には封印に至る経緯が書かれており、それによると暗黒魔導師ダークによって二体の同じ姿のファットバジャーが生み出されて大陸を破滅に導き、一体は霧の中へ逃走し(これが前作、前々作の個体だが人々の悪の心から生まれたという設定と矛盾する。)、もう一体はクトミナの魔導師団によってこの場所に封印されたとのこと。
そして封印を解くと戦闘となり、倒すとポットの召喚獣として使役できる。