「…だから、ぼくはこの試合で必ず君を叩きのめして勝利する!
ぼくが生き残る道は、もうそれしかないんだよね…!!
ウフフフフフ。」
概要
『MAJOR』の主人公・茂野吾郎とは5歳の頃からの幼馴染であり、同時にライバルとしてお互いに切磋琢磨している佐藤寿也は、中学生時代以降では精神的に追い詰められると黒い部分が表れ、海堂を倒すためにあえてスカウトを断った吾郎や、戸惑ったものの勇気を出して会いに来た生き別れの妹に牙を向けることもあった。海堂学園高校野球部が纏めたとされているプロフィールでも「沈着冷静な慎重派。仲間意識が強い反面、一旦敵に回すと怖い。」と記されていた(逆に茂野は粗暴さから仲間からも不良扱いされやすいが直情的と正反対といえる)。
恐らく寿也が小学6年生の頃に家族が彼を置き去りにして失踪したことや、自分を養ってくれた母方の祖父母の事などが性格に影響していると思われる。
茂野に感化されたのか冷徹な言動は薄れ、自分のマネージャーである江頭の非道に反論する度胸を見せた。しかし息子を授かった後、その一人息子に部分的に遺伝してしまったようだ。