CV:竹内恵美子
概要
第26シリーズの「ブレーキしゃのブルーノ」から登場したブレーキ車。そのため、人形劇はもちろんのこと、CGシリーズにも未登場のキャラであり、「All Engines Go」限定のキャラである。
自閉症の特徴を持っているブレーキ車。物静かな性格であり、いつも決まったことをこなすのが好きである。時刻表が大好きであり、ソドー島の路線を全てを知っている。感情を表現する場合ははしごやランタンで表現する。
一方で目線を合わせて会話するのは苦手であり、物音に敏感である。そのため、騒がしい状況になると、煙突から煙を出してヘッドホンをつくる。これは自閉症では聴覚過敏の症状を持つ場合が多く、その負担軽減のために防音イヤーマフを使用しているのを反映しているためである。
ブルーノの初の主役回である「ブレーキしゃのブルーノ」では、ゴードンに、灯台のライトを運ぶ時に、ディーゼルが危険なことをしないよう守ってやってほしいと頼まれ、ディーゼルと一緒に行くことになった。
余談
このキャラクターやエピソードの制作については、アメリカの非営利擁護団体『自閉症セルフアドボカシーネットワーク(ASAN)』と、障がい者支援の慈善団体『イースター・シールズ』の他、ダニエル・シェアストロム、アーロン・ライケンズなど、自閉症を持つ作家やスポークスパーソンが監修している。
英語版では実際に自閉症を持つ声優がキャラクターの声を担当している。
日本語版の声優を担当している竹内恵美子氏は、第25シリーズ以降のエミリーの声優も担当している。
ブルーノの初の主役回である「ブレーキしゃのブルーノ」は、日本版では第1話として放送されたが、米国版では第9話として放送されている。そのため、米国版で初めてブルーノが登場した話は第2話として放送された「パーシーがきえた!」である。但し、米国版のYouTubeチャンネルでは、「ブレーキしゃのブルーノ」が放送前の2022年9月7日に先行公開されている。
そのためなのか、日本版では「ブレーキしゃのブルーノ」の「クランブルの谷で落石が起きている。今日はいつもよりすごく危ない」、米国版では「パーシーがきえた!」の「あれ?表彰式はどうしたの?ちょうど今やってるはず。僕もジェームスと行く。でも配達の準備が長引いてる」がブルーノの初台詞になっている。
彼の番号である「43」は、自閉症が初めて確認された1943年を由来としている。
関連タグ
エミリー:彼と同じく竹内恵美子氏が(第25シリーズ以降)演じている「きかんしゃトーマス」のキャラ。
トード ブラッドフォード:両者共に、ブルーノと同じく「きかんしゃトーマス」に登場するブレーキ車のキャラである。但し、性格は全員ブルーノとは全く異なる。なお、現時点でトードとブラッドフォードは第25シリーズ以降は未登場である。