概要
1997年の初旬(7月)に発見された20世紀最大級の超巨大彗星。
アメリカのアマチュア天文家のアラン・ヘール氏とトーマス・ボップ氏の2人のよって発見された
公転周期は約2530年とされ、核の大きさはハレー彗星の約三倍の約50kmもあり、良く知られているガスと塵の尾以外に5000万kmもの長さに伸びるナトリウムの尾という3本の尾を持ち、発見時の光度は10等級。地球に最大限近付いた際はマイナス 1.7等級もの明るさへと達した。
また、観測から地球の大洋のおよそ2倍の重水素の存在や有機化合物の存在等々、様々な新たな発見を天文学会にもたらしたらとされる。