ベリアル(ガーディアンテイルズ)
べりある
魔神教事件
ガーディアンテイルズ本編より500年前、封印された4魔神の復活を目論む教団「魔神教」により魔界中心都市の郊外にてベリアルが復活させられかける事件が発生した。これを防ぐべく魔界政府のリリスやエリナ、異世界の客人、そして魔界の州のひとつ「デーモンシャイア」の司令官であるクロードと、婚約者のアイリスが力を合わせこれを阻止した。(※他作品とのコラボストーリーにてこのストーリーは展開された)
顕現化現象
ヴァンパイアと魔族が共存して居住している魔界の州「デーモンシャイア」その州知事となったクロード。そしてクロードと正式に結婚し知事夫人となったアイリスに、ベリアルは魂を宿し復活の機会をうかがっていた。
ベリアルは依り代の身体を媒介として魔力を蓄積させ、デーモンシャイア上空に浮かぶ人工太陽を爆破し州全土の生命を復活の生贄とする計画を立ていてたのだ。
それを事前に察知したクロードにより様々な手段が尽くされ彼女からベリアルの魂を分離させる実験が何度も繰り返し行われるが、顕現化現象は日に日に悪化するばかりだった。結果、アイリスは夫のクロードや結婚してから授かった愛娘のプリシラが「ベリアルの顕現化現象が起きた家族」として差別される事を危惧し、クロードの目の前で自ら命を絶ったのだった。
この時クロードの抱いた喪失感はとてつもないものだったが、アイリスの命と引き換えにベリアルの復活は防がれ、彼女の残した2人の愛娘プリシラを希望にクロードは再び前を向いて生きて行くはずだった…
しかし、プリシラにもアイリス同様の顕現化現象が発生したのだ。この事態にクロードは新たな計画を発案、復活を阻止する為ベリアルをプリシラごと地下に幽閉して人工太陽から遠ざけた。例え人工太陽が爆破されたとしてもそのエネルギーをクロード能力で奪い、時間を一日逆行させることで彼女を救う手段を模索する時間を稼いでいたのだ。